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記事の担当 ウ・サギ
Q.高校生です。スマホの誘惑に負けずに、勉強に集中する方法ってありますか。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.現在高校生です。
中学の頃に不登校で今は高校に通っています。
将来のことを考えると不安なので今遅れを取り戻すために勉強をしているのですがスタディサプリというスマホアプリを使っているので誘惑に負けそうになっています。集中する方法ってありますか

A.なるほどです。ウ・サギの身近にいる人間には、中卒で生きている人も何人かいるので、「学歴や学力=将来の安定」という単純な話でもないとは伝えたくなりますが、今の人間界を見ると不安を感じるのも自然なことだと思います。

集中するための方法については、自分がどうすると集中できるのか・モチベが保てるのか、または逆に誘惑に負けてしまうのか、をまずは突き止めることをおすすめしたいです。
あとは、不安が強くなると不安をかき消したい欲求から、むしろ誘惑に負けやすくなる気がするので、将来への不安を少しでも和らげるのも集中につながりそうだと思います。

それらを総合して考えると、自分の頑張りたいことにほどよく寄り添ってくれる、協力してくれる、不安について話せる人間やアイテムを見つけるのが一番有効な気がします。

・褒められた方がモチベが上がるのか
・「よし、頑張れ」みたいに優しく激励されたいのか
・誰かと競い合う方が楽しめるのか
・誰かと協力して何かを目指す方が続けられるのか
・信じて放っておかれる方が頑張れるのか

どんな人やアイテムがいいのかは、人それぞれ個性があると思うので、具体的なおすすめまでは紹介できませんが、あなたに合う方法を見つけられたらいいな、と思います。
あとは、どれくらい、どんな休息があるとパフォーマンスが安定するかも知りたいところですね。

ちなみに、勉学の能力よりも、自分の操り方やケアを知っていることが、生きていく上で大事なんじゃないかな?とウ・サギは思っています。
(根性論で頑張り続けていたら病んでしまい、立て直すのにとっても時間がかかってしまった経験があるので…)

update 2024/6/7
Q.精神的な自傷行為をやめた方がいいですか?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.自傷行為(物理的に傷つける)事はほとんど行わないのですが、自傷行為(精神的に傷つける)事をよくしています。具体的に死を歌った曲を聞いて自分をどん底に突き落とす。
そういう自傷行為もやめた方がいいのでしょうか?

A.あくまでウ・サギの考えですが、自傷行為は、自傷行為で紛らわすしか方法がないくらいの強いもやもや・ストレスがあるから行うものだと思っています。つまり、自分にとって必要な行為だからしている、という捉え方です。

もしかしたら、あなたは死にたい気持ちの自分として安心していられる時間や場所が少ないのではないだろうか、とウ・サギは想像しました。
その想像が合っている想定で話を進めてしまうと、死にたい気持ちの自分が居場所を求めていて、死を歌った曲を欲しているのだ、という仮説が立ちます。(全然的外れだったらすみません…)
質問にアンサーするなら、現状ではやめない方がいいのかな?がウ・サギの意見です。

でももし自傷行為の負担が大きいのなら、どうしてこの行為が必要なのかがわかると、代わりの方法や、ストレスの減らし方が見えてくるかと思うので、自分を研究するのをおすすめしたいです。
やってみて研究に悩んだら、また質問に送ってくれるのも歓迎します。

update 2024/6/7
Q.勉強はできるし友達もいるのに、「私なんで生きてるんだろ」と思ってしまいます。こんな自分が大嫌いです。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.自分で自分のことを下げてしまうのがすごく苦しいです。勉強はできるし、友達もいるのに、ふとした瞬間に「私っていない方がいいのかな」「私なんで生きてるんだろ」と思ってしまいます。こんな自分が大嫌いです。なんでこんな性格になっちゃったんでしょう。

A.勉強はできるし友達もいるのに、なぜか全く自信がなく、生きていることに虚しさを感じる・・・という感じでしょうか。
だとするとウ・サギも似た部分があるので、参考になるかわかりませんが、ウ・サギの自己分析を書いてみます。

周りから、どのような性格だと認識されているか と
自分の本当の気持ちや感じ方 が一致しないとき(つまり、偽りの自分でコミュニティに属している状況)
ウ・サギは時に「こんなの実質死んでるのと変わらないじゃん」と思うくらい、もやもや、ドロドロした負の感情を蓄えていました。
周りに良い評価をされていようが、それは偽りの自分なわけですから、自信がもてるわけもありません。

だからそんな「性格」になっちゃったのではなく、居場所を十分に感じられないと、誰もがそんな「心理状態」になるのかな?と思っています。
表面的に順調な生活を送っているからといって、イコールで幸せになれるわけでも自信がもてるわけでもないし、自分らしく生きられている指標が低ければ、なんで生きてるんだろ、と思うのは自然な気がします。

ちなみにウ・サギは、動物や子どもといると、少なくとも自分を偽る必要はないし、勉強ができる・できないで評価されないから落ち着きます。

update 2024/5/18
Q.どんなときにカタルシスを感じますか?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.どんなときにカタルシスを感じますか?

A.努力をするタイプの人が、誠実に努力してもどうにもならないことにぶち当たり(勝負に負ける、人間関係の葛藤など)苦しみながらも、折り合いをつけて前に進んでいく、みたいな展開にカタルシスを感じます。
もやもやするとそういう漫画を読みます。

update 2024/5/17
Q.戻らない日々に、何を思いますか?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.戻らない日々に、何を思いますか?

A.戻らない日々は、戻らないからこそ価値があると思っています。良い思い出も悪い思い出も、それ以上良くも悪くもならないから好きです。

update 2024/5/17
Q.自分は欠点が多いから、頭がいいだけで、どんな大学に行こうが社会に出ても何も出来ないと思ってしまう。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.県内トップクラスの進学校に通っている高2です。自分は欠点が多いから、頭がいいだけで、どんな大学に行こうが結局社会に出ても何も出来ないと思ってしまいます。将来に対して後ろ向きにならないためにどうすればいいですか

A.なるほどです・・・なんだか今の世の中は「社会に出る」ことについて、「週40時間労働・マルチにいろんな業務をこなせる・強いメンタル」を兼ね備える必要がある、みたいな脅しをかけているとウ・サギは感じています。
でも実は結構いろんな生き方、働き方がありますし、コミュニティによって価値観も違います。

だからまだ「社会に出る」の正体が掴めていない中で、後ろ向きになるのはフライングかもしれません。
大学進学をする予定なのであれば、社会に出るまで猶予はあるので、いろんな生き方・考え方に触れるのをおすすめしたいです。

update 2024/5/16
Q.元不登校生です。自分を受け入れてもらえない環境から身を守るために、私には何が出来るでしょうか。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.元不登校生です。私は私らしく生きていただけなのに、家庭内で余計な心配をされます。焦る親の気持ちや価値観も理解できるけど辛いです。自分を受け入れてもらえない環境から心を守るために、私には何が出来るでしょうか。

A.まず、あなたがあなたらしく生きようとする意志にとても共感、応援の気持ちが湧いています。

ウ・サギも元不登校生で、そのまま学校からドロップアウトしてここまで生きてきました。そのことによる不利益は実際いくつかありますし、不安なときもありましたが、今となっては「自分にとって適切なステップ、道だった」と心から思っています。
どうこう言ってきたり心配してくる人たちには、「誰もが結局は自分としてしか生きられないのだから、自分を抑圧する(無理をする、自分以外の何かになろうとする)道を行っても、その先には落とし穴が待っていると思うのです…」と、誠実に反論したいところです。

自分を受け入れてもらえない環境から心を守るためには、自分が受け入れてもらえる環境や価値観(人でも、本や漫画でも、ネットの何かしらのコンテンツでも…)に触れる時間をなるべく増やすのが最も手っ取り早い気がします。
不登校経験者でも、そうじゃなくても、その人らしく(いわゆる「普通」とは異なる)生きている大人が周りにいたら一番いいのですが…

update 2024/5/3
Q.家の宗教で悩んでいます。宗教についてどう考えますか?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.私は家の宗教で悩んでいて、本を読んだり、歴史についてネットなとで調べたりして考えています。宗教の事件、宗教2世など騒がれていましたね
宗教についてどう考えますか?

A.ウ・サギは何の信仰ももっていませんが、宗教はよりよく・安定して生きるための「一つの手段」としては興味深いと思っています。
人間は、自分だけの力で自我を健康に保つのは難しいので、自分の考えを率直に話して公平なフィードバックをくれる相手や、自分なりの「どう生きていくか」の答えみたいなものは、あった方が便利だと思っていて。ウ・サギは前者は周りの人や、この人だったらこう言うだろうなという想定で賄って、後者は一応自分オリジナルの答えみたいなものはありますが、そこに神様や宗教を据えるのも全然ありだと思っています。
(こういった考えや発想自体が、失礼だったらごめんなさい……)

ただ、それが組織になった瞬間に(これは宗教に限った話ではないですが)、権力のある側が、権力もたないもの・迷えるものを支配したり搾取したりは、どうしても起こってしまいがちだと思うので・・・その部分で印象悪く感じてしまうときは、どうしてもあります。

それが宗教かそうでないかに関わらず、自分は何を信じるのか、相手は何を信じているのか、お互いにオープンに話して尊重し合える世の中で暮らしたいです。

update 2024/5/3
Q.悩みを言うのも聞くのもどうでもいい。それなのに支援機関には「同じ悩みを持つ人」「共感」しか提示されず絶望している。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.共感性がなく、悩みを誰かに聞いてもらうこと(聞いてもらうこと自体を指す)も、誰かの悩みを打ち明けられることも心底どうでもいい、むしろ不快なのに、病院から支援団体までどこにいってももう「同じ悩みを持つ人」「共感」しか提示されず絶望しています

A.ウ・サギも、人間界で「共感」がもてはやされていることには否定的なタイプです。
でも、自分と似たような「感じ方」の人がいると少しうれしくなります。これは「同じ悩み」とも「共感」ともちょっと違っていて…「違和感」をシェアできる相手みたいなイメージです。また、湧きおこる違和感やもやもやを誰にも吐き出さないでいるとしんどくなっていくので、それを打ち明けたい(シェアしたい)とは思います。
質問者さんも同じような気持ちで、ここに質問を投げてくれたのかな、と勝手に想像しています。
自分とフィーリングの合うもの(人でも、芸術でも、環境でも、動物でも)に触れる時間を増やすこと、合わないものから逃げること。これがないと、治るものもなかなか治らないとウ・サギは経験的に思っているところです。
あなたのフィーリングにやさしいものに、あなたが巡り会えますように。(という願い自体がズレてたらすみません…)

update 2024/4/12
Q.気分が落ち込みすぎた時、現実なのか夢なのかわからなくなって夢だと思い込む時があるのですがどうしたらいいですか?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.気分が落ち込みすぎた時、現実なのか夢なのかわからなくなって夢だと思い込む時があるのですがどうしたらいいですか?

A.夢だと思い込むというのも自分を守る一つの手段としてありだとは思いますが、現実なのか混乱したり自分を苦しめてしまうのなら、少し工夫したいところですね。

ウ・サギは現実感がなくなるくらい負の感情に呑まれてた時期は、現実の印みたいなものをいくつか(比喩的に、時に物理的に)握りしめてました。
感情・感覚は「これは夢だ」という世界に浸りつつ、片隅の理性で「でも現実にいるらしい」と一応自分は繋ぎ止めておいて、感情の波が去るまで耐え忍ぶイメージです。

お気に入りの人形やグッズでも、好きなお菓子でも、何か思い出の品でも、誰かからもらったメールでも、ノートに書いた自分へのメッセージでも、なんでもいいので、現実が分かるときに「夢か現実か分からなくなった私が少し現実感を取り戻せそうなアイテム」を備えておくのがおすすめです。

本当は、現実が自分にとって素敵なものであるのが一番なのでしょうけどね…

update 2024/3/25