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Q&A
Q.大学1年生です。名簿順で決められるゼミの先生が怖いです。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.大学1年生です。名簿順で決められるゼミの先生が怖いです。ものの扱いが乱暴で、ゼミの卒業生からもらったというお土産も雑に放り投げていました。言葉遣いも荒いです。週一で会わなければいけません。どうしたらいいですか?
「メモを取らない人間は就職したら使えないと言われる」と言っていました。私は人に対する「使えない」という言葉選びがとても苦手で、その先生が「使えない」というたびに胸が苦しかったです。でも、なぜ自分はその言葉選びが苦手なのか考えるきっかけになったり、(使えない、という言葉を用いる人は、自分が人を使う側だと思っていると考えられるから苦手なのかもしれない、という結論が出ました)返事をするのが苦手なことを改めて実感したりと良かった面もあります。でも、今の自分のままでいてはいけないのだと強く思いすぎて、追い詰められた気持ちになりました。大学に入って少しずつでも「変わりたい」「変わっていけたらいいな」と思っていましたが、今日それが、今すぐに「変わらなければいけない」に変化した気がして、それが悲しいです。分かりやすく優しい人以外を怖く感じる私がダメなのだと、久しぶりに死にたくなりました。姿勢を正してハキハキと要点だけを話し、熱心にメモを取り、積極的に発言する、そんな強い人に今すぐならなければいけないのでしょうか。今の私のままではダメだと言われたわけではないけれど、先生の言う「大人」には今のままではなれません。来週が怖いです。

A.その先生の言っていることはあなたのことを思って(想像しての)言葉ではなく、自分が正しいと信じ言いたいことを言っているだけなので、まず、先生の言った内容は全てスルーしていいよ…!と叫びたくなりました。変わらなくていいし、あなたは自分の望むように、望むペースで生きていいと思います。
ただ、言われてしまった内容を気にするのもわかりますし、怖くなるのもとても自然なことだと思います。こんなことを言いながらも、ウ・サギも相手の言いたいことを言っているだけの言葉に傷つき、スルーすればいいと思いつつも自分を責めて、死にたくなることもいまだに時々あります。自分の意思や意欲はあるのに自分を信じきれない、そんな状態にいるのかな…なんて感じています。
その先生の言った内容について突っ込みをさせてもらうと、「メモを取らない人間は就職したら使えないと言われる」というのは、あまり真実とはいえません。言われたことをなるべく忘れないようインプットするのは仕事で大切かもしれませんが、そのために一番いい方法がメモかは人それぞれですし、まっとうな上司ならまずは「覚えるためにメモをとったらどうかな?」と提案してくれます。そう伝えもしないで使えないと評価してくる職場なら、逃げるが勝ちだとウ・サギは思います。
その先生への対応は、ウ・サギが浮かぶ方向性としては二つで、誰かと同盟を組んで対抗するか、省エネで適当にあしらうか、です。あなたの周りにも、あなたと同じく怖く思ったり、もうちょっと強気に「この先生嫌いだし、しょうもないわ」と思っている人はどこかに隠れている気はします。
相手の言葉に惑わされたときは、ちゃんと自分を理解して共感してくれる人の言葉が一番の回復薬になるとは感じます。生きづLABOの所長たちはみんな、その先生にはぷんぷん!って感じなので、あなたを応援しています。

update 2025/4/16
Q.学校を休んでもいいラインってどこですか?
この記事の担当 生きかたカエル

Q.学校を休んでもいいラインってどこですか?

A.休んでいいラインというものはないとカエルは考えています。どちらかというと、「学校に行くライン」の方があって、ラインを超えない場合は行かなくてもいいと思うぐらいです。
いずれの場合でも、基準は自分の気持ちや感覚です。行きたい、行った方がいいと感じる/考える要素が、行きたくない、休みたい、つらいという要素を上回る場合は行けばよいし、逆に行きたくない、休みたい、つらいが上回るのなら、それは休んでいいというより、行かなくてもいいとカエルは考えています。
ただし、学校に行かない、休む=学ぶことを辞めるということではないので、学校以外の学びの場が保障される必要があります。また、それ以前に学校がどんな子どもにとっても行きたい、行った方がいいところになること、せめて行きたくないところ、つらいところにならないような工夫が必要だろうと考えます。どちらにしても、子どもというより大人の問題だと思います。どんな学校なら行きたいと思えるか、一緒に考えてみたいです。

update 2025/4/16
Q.子供の頃のしんどさをそのまま抱えている大人になれない人間はどこに助けを求めたらいいですか。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.大人になれない、でも子供じゃない。でも子供の頃のしんどさをそのまま抱えてるどっちつかずの人間はどこで誰に助けを求めたらいいですか。大人向けの場所からも子供向けの場所からも疎まれてしまいますか。

A.人間は基本的にどっちつかずであり、そもそも大人・子どもの定義というものも曖昧なので(何かの定義は結局人間がつくったものなので、不完全で個人差があり、人の数だけ定義があると思います)、あなたはただ人間なのだと思いました。そして、他のみんなもまたただの人間だし、子どもの頃のしんどさを抱えている年齢大人は、おそらく実は一番多数派ではないか?とウ・サギは感じています。
ただ、現実としては、支援や活動は対象者をある程度限定するものがありますし、そういうことを気にしての質問かなと受け取っています。誰に助けを求めていいかはわかりませんが、子どもの頃のしんどさを抱えている大人に理解のある場所、そういった仲間がいる場所につながることが、自分を助ける力になるようには思いました。
子どもへの支援も十分とはいえないですが、子どもの頃のしんどさを抱えたままの人の支援はより乏しい現状があると感じます。生きてきた年数=年齢ではなく、自分らしく生きられていた年数=年齢とする(成長する環境が整っていなかった期間は、年齢から引き算する)のが適切なのでは?と、生きかたカエルはよく言っています。

update 2025/4/16
Q.クラス発表されました。2クラスしかないんだけど、仲良い人ほんとにみんな違う方行っちゃった。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.クラス発表されました。2クラスしかないんだけど、仲良い人ほんとにみんな違う方行っちゃった。10人中10人。毎年クラス替えあるって分かってるけど辛い。

A.物事は変化して好転することもあれば、変化により安定や安全が崩れることもあります。また、人によって変化を好む人、変化に強い人もいれば、ちょっとした変化がとても苦手な人もいたり、長い時間をかけないと慣れることができない人もいます。
そう考えると、学校のクラス替えはあまり合理的ではない仕組みのような気がしてきました。基本のクラスは決めるとしても、もう少し柔軟にいろいろな人たちと集団を組んだり、多様な組み合わせがあってもいいのにと思います。
同じ学年だけでクラスを固定するのではなく、学年横断的なグループがあってもいいし。そして、個人差も考慮してくれたり、子どもが集団を自分で決めることがあってもいいのにと思います。なぜなら、たくさんの人がいれば、全員にとってハッピーな完璧なクラスはないと思うからです。誰かにとっていいクラスも、他の人にとっては最悪な場合もあります。
例えば、希望者を募って、2カ月に一回は希望者だけクラス替えするとか、いっそのことクラスは決めないで好きな教室に行っちゃうとか…あなたなら、どんなクラスの仕組みがいいと思いますか?とカエルはアイディア募集したいですね。

update 2025/4/16
Q.何時に寝て、何時に起きていますか?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.何時に寝て、何時に起きていますか?私は夜の2時に寝て、朝の10時に起きています。早起きしないとと思いつつも、特に朝から予定もないので、毎日こんな感じになってしまいます。

A.なんと、ウ・サギもほぼ完全に同じです!
起床は10~11時、就寝は早くても0時前後、通常運転で1時過ぎ、脳が暴走すると3時4時になることもあります。
時間の決まったお仕事は午後か夜がほとんどなので、それで誰も困りません。ウ・サギは、自分も周りも困らない限りは、自分の好きなペースで寝て起きてこれからも過ごすつもりです。
やみーペンと生きかたカエルは日中のお仕事があるので、わりと健康的に就寝・起床しています。うさなえながは仕事中でもお構いなしに、いつでも寝たいときに寝ています。

update 2025/4/16
Q.彼氏が別のクラスで話す時間がなくて別れたらどうしよう…
この記事の担当 うさえなが

Q.彼氏が別のクラスで話す時間がなくて別れたらどうしよう…
彼氏ってクラスの女と仲良くしたりするからなぁ〜

A.お別れはさみしいよね~ こわい!
・・・彼氏ってなあに?

*ウ・サギから補足*
別れたらどうしようと心配するのも、他の子と仲良くしているのにやきもきするのも、お付き合いしてるからこそ味わえる気持ちなのかなと思いました。(といっても、楽しいものではないでしょうが…)
クラスが違っても、なるべく話せる時間をつくれるといいですね。

update 2025/4/14
Q.マイノリティに対する差別を多く見てきたので、マイノリティだとカミングアウトするのが怖い。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.マイノリティに対する差別を多く見てきたので、自分がマイノリティだと自認すること。自分がマイノリティであることをカミングアウトする事が怖い。でもこの感情が差別からくるものだと思うと、自分も差別する側なんだと思い苦しくなる。

A.身近なところで差別を見てきたことで、自らのマイノリティ性を自認することそして、カミングアウトが怖いと感じるのはとても自然なことだとカエルは思いました。ただ、その感情が差別からくるという理論は補足説明が必要ですね。
つまり、自認やカミングアウトへの怖さは世の中のマジョリティが抱く差別を無意識に内在化してしまったものが、引き起こすもので、イコール自分の中に差別があるということではないと考えます。言い換えると、植え付けられた差別が悪さをしているイメージです。
それは、あなたが差別をする側なのではなく、あなたの中に世の中にある差別や偏見が攻め込んできて、マイノリティのあなたらしさが負けそうになっているのだろうというサインなのだろうと思いました。だから、自分を差別する側と同じだと苦しむ必要はありません。ただ、誰もが無自覚に場合によっては差別や偏見をもちうる存在であることを自覚することはとても大切だと思っています。

update 2025/4/14
Q.振り返りたくない過去と、どう共存していくべきでしょうか?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.戸籍上の性別に合わせて生活してきた幼少期のことを思い出すと、当時は認識できなかった辛さを感じてしまい、幼少期の記憶を消してしまいたいし、まわりの人も忘れてほしいと思ってしまいます。振り返りたくない過去と、どう共存していくべきでしょうか?

A.記憶を消してしまいたいし、周りの人も忘れてほしいと思っている時期はウ・サギもあるので、勝手ながら共感しました。
経験的には、自分らしくいられる期間が積み重なって、ちゃんと扱われたり認められるほどに(これから新しく出会う人は、素晴らしいことに、自分のこれまでを知らないのです!)、過去が心を占める割合は徐々に少なくなります。だから一般論っぽくなりますが、時間がある程度楽にしてくれるのはあるとウ・サギは思います。
あとはそのつらい経験に意味を見出すことで、なんとか折り合いをつけていくアプローチもあります。ウ・サギは、消したいほどの大変な時期がなければ、こうやって色々と考え言葉にすることはできなかったと感じています。考える力や言葉にする力なんていらないなら、ハッピーに生きてきたかったとも思いますが、どんな経験も自分の一部として役に立つこともあるんだなあ、とは思います。まあそれはそれとして、記憶はなるべく振り返りたくないので、せっせと働いて、他の人の話に耳を傾けています。
また、過去の辛さを感じるのはしんどいものですが、自分の悲しみを癒すための大切なプロセスだともウ・サギは感じています。

update 2025/4/14
Q.共感してほしいです。共感してほしいと思うのは悪いことなのでしょうか。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.共感してほしいです。だから、分かってもらえるように、できるだけ細かく話したり例え話を使ったりして説明するのですが、「だから何?その話いらないでしょ」「で、どうしたいの?」と怒られます。共感してほしいと思うのは悪いことなのでしょうか。

A.共感してほしいと思うのは、全然悪いことではないとカエルは思います。ただ、そう願っても共感するのは自分とは異なる相手なので、願いは、かなわないこともあります。
つまり、共感してほしい際には(それに限らず何かを期待する場合はどんなことでも)相手を選ぶ必要があります。今回は、あまりにもふさわしくない相手を選んでしまった様子が漂ってきました。
どうやって相手に伝えるか努力するよりも、相手を選ぶ方が意外と大切なことがあります。何はともあれ、共感してほしいというあなたの願いをカエルは何よりも尊重したい気持ちです。

update 2025/4/14
Q.理想と現実のギャップに悩んでいる。メンタル面でどのように努力すると近づくことができるか。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.理想と現実のギャップに悩んでいます。メンタル面でどのように努力すると近づくことができると思いますか。

A.ウ・サギは理想と現実のギャップにいつも苦しんでいるので、自分の専門分野の質問だなとは思いました。(お役に立てるかは自信がありません)
専門家としてお答えすると、たぶんあなたはそういうことを聞きたいわけじゃないとは思うのですが、理論上一番いいのは理想をなるべく低くすることです。現実を変えるのは簡単ではないことが多く、結果を求めるなら、努力も必要だし、運も結構絡んできます。一方、理想は自分の中だけにあるものなので、努力や運がなくても変えられます。ただ、何を願うのか、何を望むのかなどの自分の気持ち(理想)も、「変えよう」と思って変えられるものでもないのですよね…ぐるぐる…。
メンタル面の努力は、自分のメンタルを安定させるための努力をウ・サギは推します。理想と現実の距離を近づけるには、理想に振り回されすぎない安定感と、現実を過小評価も過大評価もしない冷静さがあると便利だと思うからです。頑張りたいという意欲がもう十分にある状態であれば、頑張りを突き詰めるのではなく、なぜその理想があるのかを含めて自分を知ること、そして適切にセルフケアしてあげることが、長い目で見ると理想と現実が近づくことにつながるとウ・サギは思います。
これは理想に向けて努力をしすぎた結果、心に大きな怪我をして立て直すのに時間がかかったウ・サギの体験からのアドバイスです。お互い、無理しないことを頑張りましょう…!という気持ちになっています。

update 2025/4/14