Q.一生治らない病気を持っているのですが、常に病気に気遣いながら生活するのがつらくなってきてしまいました。
A.常に何かに気を遣いながら(他の多くの人の抱えていない不自由を抱えながら)生活すること、そしてそれが一生続くだろうことは、独特な重みのあるつらさのようにウ・サギは感じます。
だから安直に励ましも慰めもできないなと思いつつも、吐き出せる場所でどんどん「つらい」と言ってくださいと伝えたくなりました。
Q.一生治らない病気を持っているのですが、常に病気に気遣いながら生活するのがつらくなってきてしまいました。
A.常に何かに気を遣いながら(他の多くの人の抱えていない不自由を抱えながら)生活すること、そしてそれが一生続くだろうことは、独特な重みのあるつらさのようにウ・サギは感じます。
だから安直に励ましも慰めもできないなと思いつつも、吐き出せる場所でどんどん「つらい」と言ってくださいと伝えたくなりました。
Q.私は女です。男の子の友達がいて、席が近くてずっと喋ってたら、イチャイチャしてるって言われました。あと、男女比4:1で友達の家に遊びに行くときも、「え?やばっ。」って言われました。ただ普通に喋ってたり、遊んだりしているだけなのに・・・
A.席が近く、ということは学生さんでしょうか。
あるあるだと思うと同時に、そんなのがあるあるじゃ困るよなぁ…という感想を抱きました。
性別なんてたまたま与えられた属性の一つでしかないのに(血液型みたいなものだと思っています)、どうしてここまでいろいろ余計な意味がつくのでしょう・・・。
あなたは何もやばくないとウ・サギは思いましたし、「やばっ。」と言う子に対しては、どうしてやばいと思うの?と、きちんと良識的な大人が対話できたらいいのにと思います。
あなたの普通や自然体を応援したいです。
Q私は体が女なのですが、しっくりきません。かといって男もしっくりきません。女性と言われることに抵抗感があります。もやもやします。どうすればいいと思いますか?
A.アイデンティティにおける性別は女・男の2種類ではなく十人十色だと思うので(体についても性分化疾患がありますね)、どちらもしっくりこないのも自然な感覚だと思うと同時に、男女どちらかを選ぶような世の中に改めて問題があると感じました。
ちなみにウ・サギは自分の性別を「ウ・サギ」だと思っています。一応生き物としては♀ですが、勝手に女として扱われるのもイヤだし、男になりたいわけでもなく、自分は自分でありたいです。
性別は「自分がどうありたいか」の問題でもあると思いますが、案外「周りにどう見られたいか/見られたくないか」の方にポイントがあるような気もします。
もし周りからの扱いやメッセージがもやもやの多くを占めるなら、性別を男女の2種類みたいに扱わない人や場所を見つけると少し楽になるかもしれません。
Q.頑張り方がわかりません。今困っていることは確かだけど、何をどう頑張れば乗り越えられるかわかりません。人に相談するのも苦手です。あまりにも何もわかっていないから相手を半ギレさせてしまう可能性があるからです。どうすればいいかずっと考えています。
A.困っているときに、何に困っているかをわかったり相談することはなかなか難しいことだとウ・サギは思います。というかそれができないから困ってるんだってば…!と言いたくなるくらいです。
何をどう頑張れば…というのも難しい話ですが、何をどう頑張るにしても(もしかしたら、心を休めることを頑張る必要があるかもしれません)、やはり自分を知るのがまず第一ステップのように思います。
「困っているのは確かなのですが、それをうまく言葉にできないので手伝ってほしいです」と伝えれば、まっとうな人ならキレずに協力してくれるはずです。周りに大丈夫そうな人がいなければ、今はSNS相談や電話相談なんかもいろいろあるので、使ってみるのも手だと思います。
こういった相談以外の場で吐き出してみるのもいいですし、他の生きづらい人の話を読む中で気づくこともあるかもしれないですし、いろんなものの力や知恵を借りて考えられたらいいのかも…?と思いました。
Q.「自分には価値が無い」「消えてしまった方が周りのためになる」と毎日考えています。
そう考えると安心する自分に戸惑っています。
また「生きてるだけで偉い。」という言葉
は、一般的にはそうかもしれないが自分には当てはまらないと思っています。
A.ウ・サギも自分の価値がないと考えている派です。
それはなぜかというと、価値があるという考えを採用してしまうと、大事にされないときに腹を立てたり悲しむことになったり、これから先を計画的に頑張らないといけない気がするからです。
ウ・サギはそういったことを背負えるほど、希望も心の体力も、意欲もありません(今日は死ねそうにはないから、やれることやるかあ…の積み重ねで、その日暮らしの感覚です)。
また、消えてしまえば、そんな何もかもから解放されることができます。
質問者さんが同じかはわかりませんが、何かしら共通する部分もあるかもしれないと思って書いてみました。
「生きているだけで偉い。」も、ウ・サギはそんなにしっくりこない派ではあります。
ただ、生きることはそもそもが煩雑で面倒で、しかも今の世の中に理不尽なことまで多いので「生きているだけで大仕事だから、生きてる自分すごいのでは…?」とは時々思います。
Q.よく「なんで自分の意見言わないの?」とか「なんでもっと積極的にならないの?」とか言われます。自分からしたら普通に過ごしてるだけなんですが、どうしたらそんなふうになれますか?
A.「なんでもっと~~しないの?」といった意見は、それを言う側の価値観の押しつけか、困っているから手伝ってよと本当は言いたいかの、基本的にどっちかだとウ・サギは思っています。
もし前者なら「あなたは積極性を重んじる人なんですね、なるほど」とスルーしていいし、後者ならやれることは手伝うのがいいかもしれません。どちらのパターンにせよ、自分にとってイヤな奴が言ってきているなら、スルーでもいいと思います。
とにかく、あなたが積極的にならなくても別に大丈夫だとウ・サギは思います。
積極性や自主性やらは、あなたが心からやりたいことが見つかるか、心から守りたい何かや正義があるときに、たぶん自然に発揮されるのではないでしょうか。
Q.地震がくるとすごく不安になるけど、どうすればいいの?
A.ニュースなどの映像や情報を見て不安になるのでしょうか…?だとしたらメディア断ちを(もし可能なら)するのが、まず一つの対策になるかとは思いました。
ちょっと話が違うかもしれませんが、昔ウ・サギは怖い番組を見る度に、トイレに行くのが怖くなっていました。そのとき「べつに普段は普通にトイレに行けるし、お化けが出る可能性なんていつでも変わらないはずなのに、想像してしまうせいで怖くなるなんて変なの」と考えて、「想像力を止めればトイレなんて平気で行けるのに…!」と嘆いていました。でもそう頭ではわかっても、怖いものは怖かったです苦笑
つまり地震への不安は「地震そのもの」への恐怖云々ではなく、「地震を想像してしまう自分」と闘い?なのかもしれません。
うまい闘い方まではちょっとわからないのですが(この回答でさらに不安にさせたらごめんなさい…)、自分の脳の暴走とどう付き合うかは、いろんな方と一緒に考えてみたいテーマだと思いました。
Q.「そんな苦労しなくていいよ」「もっと楽になれば良いよ」と言われても、「そうやって意欲を削ぐことで私を弱らせてダメにして搾取したいだけでしょ?」としか思えない。自分を堕落させる甘い囁きと自分のためになる優しさはどうやって見分けたらいい?
A.堕落については時に必要なことかとも思うのですが、相手がテキトーに言ったり相手自身の欲から言ってきていることと、本当に自分のことを考えて言ってくれていることを見分けるスキルは、ウ・サギもほしいです。
どうやってそれを見分けたらいいかと考えると・・・そうですね、ウ・サギは言っている「内容」の正しさやもっともらしさではなく、言っている「人」の普段の行動が信頼できるかをまずは大切にしています。
あと、アドバイスや意見は絶対的な正解があるものではないので、断定的な言い方をせず、「~~かもしれないし、~~かもしれないし、私はこう思うけどあなたはどう感じる?」みたいに、自信がなさそうで、こちらの話に耳を傾けてくれる姿勢があるかも一つの判断基準な気がします。
いっそ思い切って、自分に対して直接向けられた意見は基本スルーして、自分が採用したい・信頼できると思える意見を、本などから探してみるのもいいかもしれないと思いました。
Q.絶対に失敗したくないと思っているはずなのに、上手くいくと今度は全部ブチ壊したくなる。どうしてこうなる?
A.感覚のままに話をすると、読んで「バグった完璧主義」という言葉が浮かびました。
失敗してはならないと自分を追い込むパワー(周囲から植え付けられた価値観?)と、そんなものは放り投げて自分らしく生きたいんだというパワー(自分オリジナルの感性)が、引っ張り合っているのかもしれないと想像しています。
ウ・サギの経験的には、自分らしく生きられていない時に、何かをブチ壊したい衝動が暴れがちな気がしています。
Q.最近、ネガティブ・批判的な言葉を見聞きするのが辛くなってきてしまいました。
ネットニュースは見ないようにし、だんだんとテレビや新聞も避けるようになりました。
自分に向けられた言葉でないので考えすぎなのはわかっていますがどうしてもつらいです。
A.自分に向けられた言葉じゃなくてもつらくなる現象、わかる…!と思いました。
澱んだ空気を吸うと体がダメージを受けるように、淀んだ感情を吸うと心にダメージを受ける気がしています。そして、もしそのようなメカニズムなら、体質を変えるのは難しいので、回避するのは最良の対象法だとウ・サギは感じました。