Q.働かないといけないのに、アルバイトもボランティアもハードルが高すぎます。
A.ハードルの高いことを無理してやることにいいことはないとカエルは思っています。あなたにとってハードルが高くないことを見つけることが大切だろうと思います。
働かないといけない事情がどのようなものかわかりませんが、お金の問題なら使える手助けは活用しつつ、まずは自己理解と一人でもいいので自己理解をアシストしてくれる誰かを見つけることから始めることをおススメしたいです。
Q.働かないといけないのに、アルバイトもボランティアもハードルが高すぎます。
A.ハードルの高いことを無理してやることにいいことはないとカエルは思っています。あなたにとってハードルが高くないことを見つけることが大切だろうと思います。
働かないといけない事情がどのようなものかわかりませんが、お金の問題なら使える手助けは活用しつつ、まずは自己理解と一人でもいいので自己理解をアシストしてくれる誰かを見つけることから始めることをおススメしたいです。
Q.私は、精神的にすごく弱いため、仕事中すぐにしんどくなります。精神的に言うことを聞いてくれないため、休憩せずには、いられません。そこで、毎度、5分お仕事したら5分休憩してもいいと周りは言ってくれるけど自分で、だめと思ってしまう
A.うさえながはずっと休憩しているよ。
しんどいところからはすぐ逃げちゃうし!
人間界はそうはいかないの……?
*生きかたカエルから補足*
仕事をしやすくするためにどれだけ休めばいいのかは人によって違うので、周りもそれを理解しているのであれば、適性休憩を検討することは道理にかなっているとカエルは思います。
自分でだめだと思ってしまうことには何か理由がありそうですね。カエルはそこが気になります。
Q.恐らく一年くらい前から鬱症状と言われるものはありましたが、心療内科に行くことも嫌で拒んでいました。会社を辞め今は家に引きこもっています。仕事をしなきゃとは思ってますが、行動ができずにいます。
A.「嫌で拒んでいました」って何かかっこいいね!使いたい!
「我は仕事が嫌で拒んでいました」
うん、かっこいい~
*生きかたカエルから補足*
カエルの私見ですが、医者が患者のコンディションがわかるかと言うと、あまり期待はできないかと思います。
医者が役に立つのは、お墨付きをくれて、対外的におさまりが着くあたりかと思います。
今は動けそうもない時には、その事情を説明して「今は仕事をせず、休みましょう」と言ってもらう役としてはかなり有効です。「今、私はどうしても働けないのです」より「ドクターストップがかかっていて」という方が対外的にわかりやすいのです。でも、カエル的には「今は働けないと私は思う」の方が大事だと思うのですが。自分の罪悪感や焦りにもお墨付きは有効です。
カエルの友人の信用できる精神科医は医者には過剰な期待をせず、便利に活用してほしいと話していたので、それを思い出しました。
Q.病院で就労支援の制度を教えてもらった時に何だかモヤモヤしてしまって、理由を考えてみたところ、自分にとって働かないことが今できる唯一の自己表現なのかもしれないなって思いました。こんな風に思っていても生きていけますか…?
A.働かない自己表現、いいですね!
そもとも、「働くとは何か?」という問いを考えずに働くべき、働くのがいいというのは危険なことです。
自己表現した後、次に何が見えてくるのかぜひ、教えてもらいたいです。
Q.この春から社会人として働き始めました。しかし働き方や業務内容にギャップがあり、落ち込んでしまう日々が続いており休職をすることになりました。
容姿や家族のこと、今までのいろんなことを思い出し生まれてこなければよかったのにと思ってしまいます。
A.ギャップというのがキーワードなのかなと、お見受けしました。
容姿や家族のことも、おそらく願いと現実とのギャップが関係しているような気がして、今まさにギャップをめぐる葛藤の総括をしているのではないかと想像しています。
今の環境が少しでも自分のことが理解され、認めてもらえるところなら、お休みを経て復帰するのもありかと思いますが、無理や過剰な適応を求められるところなら、環境を変えることもありなのかなと思います。
人は評価なく誰かとつながれる機会や、期待や要求がない状態で関われる人間関係や集団経験によって、安心や安全を得ることができるとカエルは考えています。つまり、周囲の人に評価なく認められる、条件付きではなく、単にいてもいいという扱いを他者にしてもらい、自分のことを受け入れたり、認めたりできるようになると思うのです。
その点、職場というのは労働を評価をされる場なので、難しさがあるとは思います。でも、職場によっては必ずしも評価ありきではないところもあるので、少しでも理解してもらっている感があれば、それは貴重な場所だと思います。
大人になると、職場が主な(唯一だったりもしますが)人間関係の場になるので自分を安全に保つことが難しいよなぁとカエルは思っています。
最近、子どもたちにもサードプレイスと言って、家でも学校でもない場所の必要が言われていますが、大人にも必要だと思っています。
Q.組織に属さずに働く方法はありますか。
A.ありますよ。
個人事業主って方法があります。
なぜ、組織に属したくないのかの理由にもよりますが、世の中には属しても苦にならない組織もありますし、自分で運営する組織ならそんなに不自由じゃないこともあります。
まぁ、カエルも組織は得意じゃないので、組織に属さず、所属は「青い池」とか「広い湖」とか「地球」とか言っちゃってます。
Q.仕事が続かない・職歴の問題で仕事が決まらないと悩む人に対し「甘えるな。あなたは仕事を選べる立場にない。皆が嫌がるような辛い仕事でもやれ。」という回答を見て、理解したいけど今の辛さにさらに辛さをプラスしたら逞しく成長する前にぶっ壊れそうです
A.そんな迷回答はどこのどなたがしたのかわかりませんが、知らないうちに行き過ぎた能力主義、資本主義の奴隷になってしまっている方だとカエルは思いました。
人間は野生動物と異なり、お互いを尊重したり、支え合ったり、権利という概念をつくってそれを守ろうとしたり、文化的で社会的な生活をすることに合意しているはずなのですが、人間の人間らしさを通り越し、生産性を上げる機械として、経済発展の道具として扱う傾向がいつのまにやら高くなり、それが当たり前になりつつあるのがとても困ったことだとカエルは考えています。
人間が人間らしくパフォーマンスを発揮するために、一人ひとりに応じて能力や特性に合った環境で仕事をするのが大切なのは明らかです。
それを、機会や道具のように誰もがノルマや一定水準を達成することを求められると、それにそこに達しない人はまさにぶっ壊れてしまいます。
人が働くのは豊かに生きるためであり、個人が犠牲になるのは本末転倒なのだとカエルは思っています。
でも、現実はそうじゃないのですよね…だから、こんなにも死にたい気持ちになる人がいるのでしょう。
仕事が続かない・職歴の問題で仕事が決まらないと悩む人に対して、カエルは「あなたのポテンシャルを活用するだけの仕事の種類や環境が今の社会には用意されていないのです。焦らず、無理をしないでできる仕事を探してください。少ないかもしれせんがどこかにはあると思います。そして、見つからない間、経済的に困るのであれば、いろいろな支援策を活用することをおススメします。あなたに見合った仕事が用意されていないのですから、社会のサポートを活用することは自然なことです。あとは、雇用されるのではなく、起業をする道も検討してみてください。どんな仕事をどんなふうにするのなら働けそうか、既存の仕事の常識の枠から離れて考えてみてください。そういう考え方をする人が増えることが働き方が変わる第一歩だと思っています」と答えたいです。
でも、こういった回答をすると、相談にあったように「甘えるな!」と言われてしまい、ふりだしに戻ります…苦笑
実は「甘えるな!」と言っている人たちも今の働き方がいいと思っていないのです。過剰な努力を強いられていてしんどいから、「同じように頑張れ、我慢すべき」という思考になってしまう側面があるのだろうと思います。
有限な人の力を出し合って、できるだけ多くの人たちが力を発揮できるよう、働き方や生き方を変える必要があるのです。
生きかたカエルの願いです。
Q.正社員にならないと人生が行き詰まるみたいな記事みると不安になります。正社員にならなきゃプレッシャーも少しあるのです。考えすぎですか?
A.そんな記事はどこの誰が書いたのでしょうかね。
おそらく世間知らずなのか、誰かの回し者として送りこまれ、不安をあおるために書いた記事なのかもしれません。
正社員にならないと人生が行き詰まるかどうかは、一人ひとりが自分で感じて、決めることであり、他の人があーだこーだと言うことではありません。ただ、正社員にならないことに不安を感じたり、ならなくてはとプレッシャーを感じることはあなた自身の大切な気持ちなので、それをなかったことにするのはよくないです。きっと、何かしらの不安やプレッシャーがあるのだろうと思います。本当は何に不安なのか、何が一体プレッシャーと感じているのか改めて考えてみるとよいかもしれませんね。
カエルとしては、一般論と個人的な事情は切り離して考える必要があると考えています。
一般論として、正社員の方が不安が少ないと言うことになっているかもしれませんが、正社員の責務が自分に見合わないとしたら、正社員になったことで安心するのではなく、逆に不安やプレッシャーを背負うこともあるでしょう。そして、正社員といっても、どんな会社の正社員になるかによって全然事情は異なります。
つまり、正社員になるかならないかということに思考のコストを割くより、どんな働き方なら自分の力が発揮されるのか考えることをおススメします。すぐに見つからないかもしれませんが、そういう思考をする人が増えると働き方も変わってくるようにカエルは思っています。
Q.応募できそうな求人を見つけても、条件に「心身ともに健康な方」とあると応募を諦めます。健康でないと金がかかる上に働くこともできず詰んだという感じです。心身ともに不健康な自分から見た社会には心身ともに健康な人なんてほとんどいないように見えます。
A.カエルも同感で、心身ともに健康な人は少ないかもしれませんね。
そもそも、健康は個人の素質、資質というより、どんな社会で暮らしているのかつまり社会環境が大きく影響していることだと思います。
例えば、食べる物があまり体によくない物であふれていたり、ストレスがいっぱいの労働環境だったり、家庭や地域社会でいじめや暴力などがたくさんあったりすれば、健康な人は少なくなるでしょう。
つまり、人々の健康は社会のバロメーターであるという側面があるとカエルは思っています。そういう意味では、今の社会はけっこうボロボロなところがありそうです。
ただ、そうはいってももともとの心身の丈夫さは人によって異なりますし、体も心も健康ではなくなる時もあることも自然なことです。「心身ともに健康な方」という条件を出すところは、『労働環境が過酷だから丈夫な人にしかおススメしません』と注意喚起をしているという見方ができます。
応募を諦めるというより「その条件は自分には合いそうもない」と取りやめるのは賢明な選択だとカエルは思うのでした。