PAGE
TOP
記事の担当 ウ・サギ
Q.選挙についてどう考えますか?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.選挙についてどう考えますか?生き辛い人ほど行かなければいけないような、でもそもそも投票所まで向かうのがかなり苦痛。ちゃんと選んで託すぞって気持ちが強すぎるあまり誰一人理解できる候補者がいないと怖くて誰にも入れたくなくて余計に億劫になったり…

A.選挙はウ・サギも「行かなきゃ」という気持ちはありつつ、出かけるのに結構なエネルギーが必要なことや、投票所の独特の雰囲気に緊張してしまうこともあり、行かなかったときの方が多いです。
選挙=一番の政治参加、みたいな風潮が社会にあるとウ・サギは感じていているのですが、それにどうしても違和感や息苦しさを感じます。政治(社会をどうしていくのかを決めること)は、一人ひとりの感じることを表現し、自発的に行動していく集積であるべきでは?とウ・サギは考えています。そう考えたときに、選挙に怖さや苦痛を感じつつもそれを言えない、理解できる候補者がいないのに誰かに入れる、というのはまっとうな政治参加とは言えないような気もします。逆に、自分の率直な感じ方を言葉にし、質問として送ってくれた行為は、一つのまっとうな政治参加の形だと思います。
選挙にどう関わるか・関わらないかは、自分の気持ちや感覚を大切に、自分が信頼できると感じる情報に触れながら(ここに質問してみるのも一つの情報収集ですね)、それぞれのペースで決めていっていいものだとウ・サギは考えます。

update 2024/11/6
Q.受験生なのに学校を休んでしまう
この記事の担当 ウ・サギ

Q.受験生なのに学校を休んでしまう

A.受験生「だから」学校を休んでしまう、という言い方もできるかもしれないと思いました。
つらいことで、自分が心からやりたいわけじゃないことなら、避ける(最低限のエネルギーでこなす)のが最適解だとウ・サギは考えています。ウ・サギの偏見と決めつけかもしれませんが、受験勉強を心からやりたいと思う人はいないし、経験的に、どこの学校に入るか(または入らないか)は人生をあまり大きくは左右しません。その場所で何をするか、自分がどれほどまともなコンディションで過ごせるかの方が、よっぽど人生を左右します。
つらいことの回避は、これからを生きるためにとても大切なことなので、休めるあなたには賢さと強さがあると言いたいです。
とはいえ、ストレスや葛藤は大きいかと思うので、何か手助けしてくれる存在は探したいところですよね……。
生きづLABOのこの記事では心の調子が悪いときに使える社会資源がたくさん紹介されているので、よかったら参考にしてみてください。

update 2024/11/6
Q.道徳は答えがないというのに、社会では「正解」が用意されていて辛い。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.道徳は答えがないというのに、社会で当たり前だと思われている「正解」が用意されていて辛い。

A.正解はないといいつつ、正解が用意されている・誘導されているという理由で、ウ・サギは道徳にとても違和感があります。
自分の思ったこと・感じたことには「正解」「間違い」はないはずで、もしそこに正解が用意されているなら、それは洗脳に近い行為だと思っています。ウ・サギは、学校では「はいはい、これが先生の求めてる答えでしょ」という気持ちで、道徳や感想文で嘘ばかりついてましたが・・・苦笑
あなたの苦しみは、洗脳されずに、自分らしく生きているから起こるものだと感じました。正解に息苦しくなったら、またいつでも質問をください。

update 2024/11/1
Q.どうして「生きる権利」は保障されて「死ぬ権利」は保障されないのか?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.どうして「生きる権利」は保障されているのに「死ぬ権利」は保障されていないのでしょうか。

A.今の世の中では、「生きる権利」が実際には保障されていないのではないか・・・?と、この質問を読んでまず思いました。
もし本当に生きる権利が守られていれば(これは、自分の生活・身体・精神を脅かされない、というのを想定しています)、自分の本当に望んでいるものを知り、それをある程度叶えられるはずです。つまり、本当に死というものを目的にするなら、個人の自由として行動に移せますし、もし死という手段で逃れたいと思うほどの苦痛があるのだとしたら、それを死以外の方法で叶えるように行動できることになります。

だからこの質問は、「生きる権利を保障しないなら、せめて死ぬ権利を保障するべきでは?」という問いかけのようにも感じました。(全然違ったらすみません・・・)

update 2024/11/1
Q.中国人と聞きどんなイメージをもちますか?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.中国人と聞きどんなイメージをもちますか?日本生まれ日本育ちの中国人ですが日本人が中国人を悪く言うのが理解できません。たまに中国へ帰るのですが気さくでいい人ばかりです。非常識なのはごく一部で、中国は人口が多く色々な人がいるからだと思ってます。

A.国によって文化や風土は存在するので、「日本は同調圧力が強い国だよね」と言われればウ・サギは頷いてしまいますが、「日本人は同調圧力が強い」という言葉には抵抗があります。だから「○○人」というくくりでイメージを語るのはそれだけで失礼だったりナンセンスなのだろうと思います。(と質問者さんも感じての質問かなと読み取っています)

だから中国人のイメージは無回答とさせてもらいたいのですが、中国と聞くと「中国製」のイメージが浮かんだのは事実です。ただ、粗悪なものもあるのが事実だとしても、それは「安くて高品質なものがほしい」と都合のいい欲望や幻想をもった人がいるゆえに起こっていることな気がするので、悪いのは中国という国ではなくこの世界の構造にあると感じます。

日本の風潮として(それこそごく一部の人だと信じたいですが)、中国に悪いイメージをもち、それを堂々と言うみたいなのはあるとは感じています。ウ・サギは比較的多様性のあるコミュニティに属してきたので、実際に身の周りでは聞いたことはありませんが、ネットを見ているとそれは思います。

「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」という言葉もあるように、実際に何かイヤな思いをした経験がある人のヘイトが、相手だけでなく属性にまで向くことがあるのは、人間の心理的にはある程度仕方ないのかもしれません。
ただ、非常識という言葉で批判するのは、自分の常識を一方的に押しつけている行為だし、(ネットも含め)公的な場で「中国人は~」と悪口を言っているならそれは差別だとウ・サギは思います。

日本では、力を持った人が「そんなの普通じゃない」と自分の常識を一方的に押しつけたり、「だから○○は~」と属性でくくって何かを蔑むことをしがちです。そして人間は、残念なことに、やられたことと同じことをしてしまう場合があります。
そういった抑圧の再生産、負のループの中で、何かしら下の属性を探して叩きたいくらいに孤独や鬱屈が生まれたとき、「人種」「国」で序列をつくって矛先を向けることが起こってしまうのでしょうかね・・・。

また、あまり深く考えずに、ジョークの一つとして差別発言がされる風潮もあると感じます。それは日本の同調圧力や、実際に多様なものに触れる機会がないことなどから生じている気がします。

総合すると、日本人が中国人を悪く言うのは、自分が尊重される機会も多様なものに触れて学ぶ機会もないから、というのがウ・サギの私見です。(その矛先の一つに中国が選ばれてしまう理由や背景については、知識がないのでわかりませんが、何があろうとターゲットにして叩いていい理由にはならないはずです)
いろいろと考えて言葉にする機会になってよかったです。
質問ありがとうございました。

update 2024/11/1
Q.死を近くに感じる行為を繰り返してしまう。どうしたら辞められる?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.死ぬつもりはないけれど、死を近くに感じると安心します。だから、そのような行為を繰り返してしまい、辞めたくても辞められません。どうしたら辞められると思いますか?

A.何かしら安心を求めての行為なのであれば、何か別の方法で(もっと安全な方法で、というニュアンスになるでしょうか)安心できたり、死を近くに感じることができたらいいのでしょうかね…。今あなたにとって必要でやっている行為かと思うので、ただ単に辞めようとするのではなく、何かしら代わりのものを探したいところです。
ウ・サギが死に引き寄せられていた時代を振り返ると、死の傍だけでは「自分が自分でいられる」感覚があったからだと思います。だから自分が自分でいられる時間を増やすことで(大きく偽らないといけない場面を減らす、自分だけの時間を増やす)、いろいろと楽になっていきました。
死を近くに感じることであなたの得ているものがわかれば、代替案が見えてくるかもしれませんし、死を感じる行動を起こすほどにあなたを追い詰めているストレスがわかれば、それから多少なりとも回避する方法を考えられるかもしれません。

update 2024/10/27
Q.朝どうしても起きれないことを家族は分かってくれない。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.朝、目覚ましがなっても聞こえなくて、どうしても起きられない。
それを家族は分かってくれなくて、私が全部悪いみたいになって責め立てられてて苦しい。

A.それは苦しいですね。
自分の力ではどうしようもないことを責められるのは残酷で、行き場のない苦しみを感じる気がします。
家族以外の人でわかってくれそうな人はいないでしょうか…。身内の言うことは聞かないけど他の人の言うことなら聞いてくれるパターンは結構ある気がするので、誰かに間に入って理解や配慮を促してもらえたらいいのにと考えてしまいました。「起きれない」は医療系に相談していいことだとも思いますし、理解者に出会えてくれ~!とお祈りしています。

update 2024/10/21
Q.「世の中なんとかなる」という言葉を聞くけれど本当になんとかなるの?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.「世の中なんとかなる」「結局はなるようになる」という言葉を私は何回か聞いたりしましたが、どんなに辛い状況でも本当になんとかなるのでしょうか?

A.人間のいう真理のような言葉は、自分と自分の見聞きした経験のみをソースにした、その人の持論だとウ・サギは思っています。だから誰かの言う「~は~である」という言葉にウ・サギはいつも懐疑的です。

「世の中なんとかなる」は、「なんとかなった人」「生き残った人」の持論では?と突っ込みたい気持ちはあります。
ただ、ウ・サギの経験についていうと、昔詰みだと心底絶望していた状態、そのときに考えていた「世の中はこういうものだから」「自分はこういう存在だから」というネガティブな考えは結構的外れで、実際のところは詰まなかったので、なんとかなったと言えるのかもしれません。
だから隕石が降って来てあと数日で人類が滅亡とかでない限り、どんな状況も「今の自分の目線では」辛くて何もかも無理に見えても、なんとかなる余地は多かれ少なかれあるものなのだろうとは思います。

「結局はなるようになる」は、自分の予想や感情が真実とは限らない(どちらかといえば真実とかけ離れていることの方が多い)ので、自分で結論をつけすぎず感情に押されすぎずに何かしら動いてみよう、という意味の言葉なのかな…?とは思ってきました。でも簡単にそうできたら苦労しないですよね…とも思いました。

update 2024/10/17
Q.行政は軍事だの言ってないで、こういうサイトに来る人達へ差し伸べる手を増やすべき
この記事の担当 ウ・サギ

Q.行政は、軍事だのなんだのと言っていないで、もっとこういうサイトに来る人達へ差し伸べる手を増やすべきだと思います。軍事も税も大事なのでしょうが、こちらも大事ではないですか?

A.軍事だのなんだのの話を見ていると、ウ・サギは気が滅入るので、この質問でちょっと癒されました。
何がどう大事で、何にコストをかけていくべきなのか、もっとみんなで話し合って決められる世の中にしたいところです。

update 2024/10/15
Q.多くの人の居場所候補になりたいんですが私でもだいじょうぶですか?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.将来、心理カウンセラーみたいなことをしたいです。
理由は、私自身、辛くなったときに居場所が少なかったからです。
多くの人の、居場所候補になりたいんですが、こんな私もだいじょうぶですか?

A.ウ・サギは居場所をいる側も作る側もいくつか経験してきましたが、いてもいなくてもいいよの空気がある場所が落ち着いた気がします。また、人はどうしても相性はあるので、多くの人の居場所となりたいなら仲間がいた方がいいかと思います。
なので「私が」居場所候補になると気負いすぎず、「私自身が心地よい」場所やつながりをつくっていけばその先に「多くの人にとっての」居場所ができているかもしれません。

update 2024/10/15