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記事の担当 生きかたカエル
Q.憲法で、未成年者はその親の決めた場所に住まなければいけないって書いてあったけどなんで?
この記事の担当 生きかたカエル

Q.憲法で、未成年者はその親の決めた場所に住まなければいけないって書いてあったんだけど、なんで?なんで自分で決めちゃいけないの??

A.多分、憲法ではなく、子どもの権利条約ではないかとカエルは思いますね。
子どもの権利条約の第9条には親と引き離されない権利というのがあります。また、第5条には親の指導を尊重するという内容も書かれています。
5条だけを見ると、親の指導が効力を持つような印象がありますが(カエルもちょっと気になる)、それ以外の書いていることを見ると、第3条にあるように「子どもにとってもっともよいこと」を考えることが大切だと言っています。ユニセフのサイトはとても分かりやすいので、ぜひ、見てみてください。(知らないうちに、より見やすくなっていた)
カードで学ぼう!子どもの権利条約 | 日本ユニセフ協会

update 2025/2/7
Q.言わなくても分かってほしいと思ってしまう。テレパシーなんて無理なのに。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.言わなくても分かってほしいと思ってしまう。テレパシーなんて無理なのに。

A.「言わなくても分かってほしい」というのはわりと多くの人たちが思っていることなのだろうと思います。ただ、「言わなくても分かってほしい」には
①「言わなくてもわかるだろう」という前提
②「いつも分かってもらえないから、言わなくてもわかってほしい」という願い
と2種類があるとカエルは分析しています。
①はいわゆる「普通」が多くの人たちと似ているマジョリティの前提で、②は他の人とは「違う」ことが当たり前で、理解されるのが難しかったり、誤解されるマイノリティの願いであると言えます。この二つは似ているけれど、意味が全然違います。
カエルはあなたが切実な②の願いを抱いていると理解しました。でも、世の中には①のような似ているけど全く別の前提があるため、あなたの言うような「言わなくても分かってほしい」という願いが届きにくく、テレパシーまでも願ってしまうことは無理もないことだとカエルは思います。

カエルは「言わなくても分かるだろう」どころか、「言ってもわかるかどうかわからない」ぐらい分かり合うのは難しいと感じているので、ひょっとしたらみんながテレパシーを使っているのかもしれないと思ったりします。
ちなみにカエル界は「ゲコゲコ」か「ゲロゲロ」か「ケロケロ」ぐらいのバリエーションで生きています。時々、そんな世界でひと休みするのもお勧めです。人間社会で疲れてしまった人たち向けにカエル界への慰安旅行でも企画しようかな。

update 2025/2/6
Q.死ぬのが怖いです。死んだら私という自我はどうなるのか、考えるだけで怖くて心が折れそうになる。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.死ぬのが怖いです。死んだら私という自我はどうなるのか、そう考えてしまうだけで怖くて怖くて心が折れそうになります。あんまり考えないようにしてますが、ふと全然違うことから連想してしまい恐ろしくなります。どうしたら気持ちが楽になるのでしょうか?

A.カエルもおたまじゃくしの時に、「死んだらどうなるのか」という恐怖をしばしば抱えて、一人で考えてしまうことがありました(仲間です)。
その深い悩みに、カエルの父親がいとも簡単に答えてくれて、カエルは今でもその回答があるから怖くなることはありません。
カエル父「お前、生まれる前のこと覚えてるか?」
おたまじゃくし時代のカエル「覚えてない」
カエル父「それと同じだ、死んだあとは生まれる前と同じだろ」
おたまじゃくし時代のカエル「なるほど!」
どうでしょうか?気持ちは楽になりましたか?
(効果には個人差がありますので、ご了承ください)

update 2025/2/6
Q.ふいに涙が出たり、ちょっとしたことでも心にささり、夜は特に急に死にたくなって苦しい。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.不意に涙が出たり、ちょっとしたことでも心にささって、泣きそうになるし、実際に泣いてしまうときもあります。夜は特に、急に死にたくなって苦しくなります。一人っ子なので、ずっとひとりで抱えています

A.涙が出たり、急に死にたくなったり、苦しいということは、心がちゃんと悲鳴をあげて、SOSを出しているのですね。つらいことではあるのですが、感情が働いている証拠なので悪いことばかりではないとカエルは思います。
そして、ずっとひとりで抱えていたことを生きづLABOに届けてくれて、カエルは嬉しいです。
所長たちは一緒に近くにはいることはできないけれど、離れていても仲間だと思っているし、いつも質問を待っています。
きっと生きづLABO以外にもつらい気持ちを分かち合うところや人はほかにもあるし、いると思うから、分かち合いのつながりが広がれる方法をこれからも考えていきたいと思います。

update 2025/2/2
Q.フラッシュバックが収まりません。どうしたらいいでしょうか
この記事の担当 生きかたカエル

Q.フラッシュバックが収まりません
親に虐待されたとき(今は里親に引き取られて幸せです)のことを思い出してしまいます。
どうしたらいいでしょうか

A.今は幸せとのこと、何よりです。
フラッシュバックってやつは少し安定した状況になると、安心して出てくるやつなのですよ。厄介なやつですが、憎めないやつでもあるとカエルは思っています。
無理に抑えようとせず、フラッシュバックが今出てきたいんだなぁと受け入れてみて(可能な範囲で)、今の自分を感じることのできる深い呼吸とか、身体の動きとか、聞こえる音(音楽)に身をゆだねられることがあれば、やってみてください。

update 2025/2/2
Q.ネット上で相談された時の返し方のポイントを教えてほしいです
この記事の担当 生きかたカエル

Q.ネット上で相談された時の返し方のポイントを教えてほしいです
実際に会って相談された時の返しとネット上で相談された時の返しだと返し方のポイントってかなり違うと思っているのでぜひ教えていただきたいです

A.ネット上とは、つまり文字で返すということのポイントという理解で回答しますね。
実際に会って話すときと、文字でのやり取りの大きな違いは後からも残る(①何度も読み返せる)ということのようにカエルは思っています。
また、文字の情報は視覚として入ってくるので、相手のとらえる印象も異なります(②見える情報として伝わる)。
そして、その場で話す場合は相手の反応を見て、修正をしたり、確認をしたりできますが、ネット上の場合(チャットみたいなことならそれができるかもしれませんが)はそれが難しいこともあります(③一方通行的になることが多い)。
それらを考え、ポイントをいくつをいくつかまとめてみました。

ポイント1
断言や断定はできるだけ避けて、こんな可能性や考え方もあるかも…ということを、自分の意見だけではなく、他の人たちから見聞きしたことを含めて、幅広くアイディアや意見が考え方があることを伝える。

ポイント2
断言や断定が必要だと思った時でも、「私は」という主語をつけたり、「あなたはどう思いますか?」と問いかけたりと、押しつけにならないようにする。また、少し強めに書いた後には(ちょっと力が入ってしまいました)など、心の声を( )で付け加えるのも効果的かと思っています(実際に会っているときの表情の代わりのようなものかと思います)。

ポイント3
できるだけ対等に上から目線や下から目線にならないよう、フランクに。カエルは相談というスタンスが好きではないので、同じく悩める仲間としてやりとりすることが大切だと思っています。相談というと、受ける人が何だか偉くて、相談する人が弱くて助けられる人になってしまいがちなので、そういう関係にならないように気を付けます(これは、ネット上かどうか関係ないかもですね)。

ポイント4
その人を苦しめている価値観や常識を強化することは伝えない。〇〇しなければならないという縛りで苦しんでいる人に「〇〇した方がいい」とか「これが当たり前」というメッセージが伝わってしまわないかどうかチェックします。そういうつもりがなくても、そういう風に読めてしまうこともあるので、何度か読んでみてニュアンスが正確に伝わるよう、誤解されないようにしてみます。

他にもいろいろありそうですが、今回はこれくらいで…
ちなみに、カエルは数匹のおたまじゃくしに「カエルさんは、文章だととてもやさしそうに感じます」と言われたことがあります…苦笑
どうやら、実際に話すよりも文章の方がやさしいカエルになるようです!!

update 2025/1/30
Q.人間じゃなかったり実在しなかったり、ものを好きになる
この記事の担当 生きかたカエル

Q.人間じゃなかったり実在しなかったり、ものを好きになる

A.いいですね。
人間じゃなかったり、実在しなかったりするものを好きになるのってめっちゃ自然なことだとカエルは思いますよ。
対象は何であれ、好きになるっていうのはまさに自分らしさのところだから、それだけでカエルはいいと思います。
ちなみに「嫌い」っていうのも大切だと思っています。

update 2025/1/28
Q.家族を作る方法は結婚しかないのか。ライフステージと共に色々と変わっても繋がりが続く人間関係の中で暮らしたい。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.家族を作る方法は結婚しかないのでしょうか。
生活習慣や価値観、趣味がライフステージと共に変わっても、繋がりが続くような人間関係の中で暮らしたいです。でもどうしたら作れるのかわかりません。

A.とても、自然で自由な発想であり、カエルは全面的に賛同します。
カエルの周りにはいわゆる支援という機会に出会ったオタマジャクシたちがたくさんいます。オタマジャクシたちと結婚もしていませんし、養子縁組もしていませんが、カエル的には困ったときには何となくお互いに緩く助け合い、気に掛けるような関係だと思っています。
また、オタマジャクシたちのほとんどは、従来の家族とのつながりから逃れてきた人たちもいるので、新たなつながりを作ろうと模索しているところもあり、あなたの質問とまさにぴったりのテーマだったので、ちょっとびっくりしました。
実は、このテーマについてカエルは一つ考えている方法があるので、近いうちに「みんなで資源開発ラボ」のコーナーで具体的な提案をしようと思っています。その際はぜひ、ご意見をください。

update 2025/1/27
Q.できるだけ偏差値の高い大学を受験するよう言われるが、行ってみたい大学を受験したい。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.できるだけ偏差値の高い大学を受験するよう言われるが、将来大手企業に行きたいわけではないので、行ってみたい大学を受験したい。でも「君ならもっと上を目指したほうがいいよ」と言われる。自分の選択を確信するにはどうしたらいいですか?

A.それはもう、行ってみたい大学一択でしょう。
ほかに理由はありませんね。
誰が、偏差値の高い大学を受験するように言っているかわかりませんが、そんなことを言うのなら自分が行けばよいのです。
そもそも「もっと上」とか言っちゃってますが、上という判断基準は偏差値だけですよね。偏差値でそんなに何が決まるのかカエルにはわかりません。理論的に説明をしてもらいたいものです。
あなたの「行ってみたい」という意思に勝る判断基準はありません。

update 2025/1/27
Q.自分を貫きたいです。けれどもそれが怖い。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.自分を貫きたいです。けれどもそれが怖い。

A.一文の中に端的な真実が書かれているように感じました。
この世の中に、自分を貫くことをよしとしない、歓迎をしないような要素を感じているのでしょう。おそらく、その怖さを感じる人は少なくないとカエルは思います。
カエル的には怖さを前に、しり込みすること、ためらうこと、自分を貫けないこともそれはそれでありだと思います。
でも、こうして質問箱に気持ちを送ってくる行動は「貫きたい」という強い決意の表れだとカエルは感じ取りました。
貫くことで嫌な思いをしたり、大変なこともあったりするかもしれませんが、貫くことは、今あなたが感じている「怖さ」の要素を軽くするアクションだとカエルは思うのです。つまり、あなたがささやかな社会変革の主体となることを意味します。
だから、カエルは自分を貫きたい人を応援したいと思うし、自分も貫きたいと思っています。

update 2025/1/20