Q.リスカと暴力が身近にあります。力になれることはあるでしょうか…?
A.身近にあるというのは、お友達が困っていて、その力になりたいという質問と理解したうえでお答えしますね。(※質問の補足に状況の説明があったので、それを踏まえた回答になります)
まずは、「力になれることはないか」と自分に心を寄せてくれる人が身近にいるということが大切なのかなとカエルは思いました。そのうえで、リスカと暴力の二つはちょっとタイプが違うことなので、一つずつお答えします。
リスカは自分で自分のつらさを自分だけで解決するための孤独な手段の一つなので、一人じゃないって思えることが何でも力になると思います。
だから、何でもいいから一緒に話をしたり(できるだけぶっちゃけた話)、遊んだり、リラックスして過ごせるような時間が大切かなと思います。無理をして、誰かに合わせるような時間になるとよりストレスがたまりそうなので、一緒にいなくても時々、メッセージのやり取りをするとかそんなことでもいいと思います。
力になりたい気持ちが先行して、お友達が申し訳なく思ったり、自分は情けないなぁと思うようなことがあると逆効果になるので気をつけましょう。「助けてもらってる感覚」「助けてあげてる感覚」みたいなものではなく、お互いに自然体でいられることが大切かなって思います。
つらい状況に追い込まれている人は自分はダメな人間だ、力がないと思ってしまいがちです。でも、リスカをしていることは自分を守ろうとする力のある人ですし、それまで我慢をしてきた人ともいえます。だから、そんな友達をリスペクトして、いろいろ教えてもらうのもいいかもしれません。
暴力に関しては、どんな理由があっても暴力を受けていい子どもというものはいないとカエルは考えています。
特に大人からの暴力は子どもの権利を侵害するものなので、カエルとしてはできるだけ早く解消したいと思います。ただ、子どもだけで解決できないことが多いので、まずは率直に話をしてもらえるのなら状況を聞いたうえで、タイミングや相手を見て、大人に相談をしてもらいたいと思います。
あと、死にたい気持ちを抱えていることが一緒なら、一緒に「死にたい気持ちって何だろう?」とか「死にたい気持ちはどこから来るのかな?」などと、話し合ってみるのもおススメです。ぜひ、話し合ってみた結果を質問箱で教えてもらえたらと思います。