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Q.施設などに行って親元を離れても私立の高校に通うことはできる?
この記事の担当 やみーペン

Q.自立支援所など、親元を離れても私立の高校には通うことができますか?精神面と金銭面が心配です。

A.どんな状態でもどんな場所にいても、望む場所で勉強したり過ごす権利は誰にでもあるんじゃないかとやみーペンは思う
制度的なことはやみ-ペンはあまりわかんないから、生きかたカエルよろしく~

*生きかたカエルから補足*
高校生が親元を離れるとしたら、社会的養護(自立援助ホームとか、児童養護施設かな)のどこかだろうと思われます。
であれば、高校には私立であっても通うことは可能ですよ。今、すでに通っているのであれば、そこに通い続ける場所にその施設があるかどうかですが、通えるところにあるのなら、子ども本人が希望する暮らしや学ぶ環境を優先するのが前提です。
子どもの処遇を考える時には「子どもの最善の利益」という考え方があって、高校生ともなれば子ども自身の意見を聞いて、どこの学校に通うのか、卒業後はどうするのか考えてくれます。学費ほか学校に必要な経費は公的な援助があるので、心配いりません。特別に高額な費用でなければ問題なく出ます。また、卒業時に進学するにしても、就職するにしても支度金という形で援助があります。
精神的にも施設の職員さんが相談にのってくれるので、基本的には心配はいらないと思います。
カエルは家にいる時よりも、安心して高校(公立、私立、定時制、通信制含めていろいろです)に通っている子どもたちにたくさん出会っています。

update 2024/10/27
Q.死を近くに感じる行為を繰り返してしまう。どうしたら辞められる?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.死ぬつもりはないけれど、死を近くに感じると安心します。だから、そのような行為を繰り返してしまい、辞めたくても辞められません。どうしたら辞められると思いますか?

A.何かしら安心を求めての行為なのであれば、何か別の方法で(もっと安全な方法で、というニュアンスになるでしょうか)安心できたり、死を近くに感じることができたらいいのでしょうかね…。今あなたにとって必要でやっている行為かと思うので、ただ単に辞めようとするのではなく、何かしら代わりのものを探したいところです。
ウ・サギが死に引き寄せられていた時代を振り返ると、死の傍だけでは「自分が自分でいられる」感覚があったからだと思います。だから自分が自分でいられる時間を増やすことで(大きく偽らないといけない場面を減らす、自分だけの時間を増やす)、いろいろと楽になっていきました。
死を近くに感じることであなたの得ているものがわかれば、代替案が見えてくるかもしれませんし、死を感じる行動を起こすほどにあなたを追い詰めているストレスがわかれば、それから多少なりとも回避する方法を考えられるかもしれません。

update 2024/10/27
Q.大人にも普通にもならずに生きる抜け穴はありませんか。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.どうやったら大人になれますか。
どうやったら普通になれますか。
大人にも普通にもならずに生きる抜け穴はありませんか。誰か助けてください。

A.抜け穴はあります。
自分として生きることです。

カエルは大人でもなく、普通でもなく、カエルです。

普通や大人はアイデンティティの一種だと思うので、なりたい人はなればいいですが、なりたくない人はならなくてもいいのです。

そして、アイデンティティは自分がそうだと思ったら何にでもなれます。

あなたはおそらく、大人にも普通にもなりたくないと思っているように感じました。そう思っているだけで、すでに自分として生きているということになります。カエルはそれで(それが)いいと全面的に支持をしたいです。

ただし、世の中が過剰なほどに大人や普通を求めてくる、大人圧力や普通圧力が存在する実態はよく分かります。
この圧力を減らすために、自分は自分として生きるという認識がもっともっと広がってほしいとカエルは願っています。

update 2024/10/27
Q.「自分のことを知りたい」のサイトは、いつ頃公開される予定ですか。
この記事の担当 うさえなが

Q.「自分のことを知りたい」のサイトは、いつ頃公開される予定ですか。

A.いまウ・サギに聞いてみたら、なんだか変な顔をしてたよ~

*ウ・サギから補足*
質問ありがとうございます。
こういうコンテンツをつくりたいなという構想はありつつ、他のあれこれに追われ、作業が停滞しております・・・
企画会議の日程調整をしてきます!

update 2024/10/27
Q.この春から社会人として働き始めたが休職することになった
この記事の担当 生きかたカエル

Q.この春から社会人として働き始めました。しかし働き方や業務内容にギャップがあり、落ち込んでしまう日々が続いており休職をすることになりました。
容姿や家族のこと、今までのいろんなことを思い出し生まれてこなければよかったのにと思ってしまいます。

A.ギャップというのがキーワードなのかなと、お見受けしました。
容姿や家族のことも、おそらく願いと現実とのギャップが関係しているような気がして、今まさにギャップをめぐる葛藤の総括をしているのではないかと想像しています。
今の環境が少しでも自分のことが理解され、認めてもらえるところなら、お休みを経て復帰するのもありかと思いますが、無理や過剰な適応を求められるところなら、環境を変えることもありなのかなと思います。

人は評価なく誰かとつながれる機会や、期待や要求がない状態で関われる人間関係や集団経験によって、安心や安全を得ることができるとカエルは考えています。つまり、周囲の人に評価なく認められる、条件付きではなく、単にいてもいいという扱いを他者にしてもらい、自分のことを受け入れたり、認めたりできるようになると思うのです。

その点、職場というのは労働を評価をされる場なので、難しさがあるとは思います。でも、職場によっては必ずしも評価ありきではないところもあるので、少しでも理解してもらっている感があれば、それは貴重な場所だと思います。
大人になると、職場が主な(唯一だったりもしますが)人間関係の場になるので自分を安全に保つことが難しいよなぁとカエルは思っています。
最近、子どもたちにもサードプレイスと言って、家でも学校でもない場所の必要が言われていますが、大人にも必要だと思っています。

update 2024/10/27
Q.朝どうしても起きれないことを家族は分かってくれない。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.朝、目覚ましがなっても聞こえなくて、どうしても起きられない。
それを家族は分かってくれなくて、私が全部悪いみたいになって責め立てられてて苦しい。

A.それは苦しいですね。
自分の力ではどうしようもないことを責められるのは残酷で、行き場のない苦しみを感じる気がします。
家族以外の人でわかってくれそうな人はいないでしょうか…。身内の言うことは聞かないけど他の人の言うことなら聞いてくれるパターンは結構ある気がするので、誰かに間に入って理解や配慮を促してもらえたらいいのにと考えてしまいました。「起きれない」は医療系に相談していいことだとも思いますし、理解者に出会えてくれ~!とお祈りしています。

update 2024/10/21
Q.読んできた本などで今の考えに役に立っているものを教えて
この記事の担当 生きかたカエル

Q.生きかたカエルさんがこれまでに読んできた本などで、今の考えに役立っているものがあれば、教えてほしいです。

A.「今の考えに役立った」というオーダーはちょっと悩ましいですが、高校生の頃に読んで、今でも印象に残っている一冊を紹介します。

三木清さんという哲学者の「人生論ノート」です。
一度、読んでみてください。
特に「幸福について」が印象に残っています。

update 2024/10/21
Q.人を頼る為の何か具体的なアドバイスがほしいです。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.様々な回答を拝見して、とにかく適度に人を頼ることがコツなのかなと思うのと同時にそんなに要領良く生きることができていたらそもそもここまで悩んでいないのでは、と思ってしまいました。(ごめんなさい)人を頼る為の何か具体的なアドバイスがほしいです。

A.率直な意見をありがとうございます(笑)
このツッコミはカエルとして相当に嬉しかったです。
適度に人を頼ること…それができたら苦労しないよ…ということを安易に勧めていたのかも…ハッと気づかされました。

具体的なコツと言われて考えてみましたが、人によって「コツ」は異なるだろうと思うので、コツになりそうな内容を整理してみますので、使えそうなものを選んだり、それぞれアレンジしてみてください。

①人選のコツ
頼るためには、頼る相手の選択が実はとても大切だったりします。人選で結果が大きく決まってくるからです。
・自分のセンスを信じること(この人いいかも、何か嫌かも…そんな自分の感性を信じてください)
・肩書きや立場で選ばないこと
・他の人の勧めや評判を頼りにしない(他の人がいいと思う人が自分に合うとは限らない)
結局、手を変え品を変え、同じようなことを言ってますが、要するに相談する人を選ぶときには自分を信じて、自分自身と相談してみてください。

②練習や準備のコツ
相談や頼るためには、実は練習が必要なのです。頼るのが上手な人たちは、子どもの頃から、頼る練習を日常の経験の中で繰り返し経験していて、そこから人を頼る術を身につけています。一方で、頼ることが苦手な人は、失敗した経験が多かったり、強烈な失敗経験から頼ることへのイメージが悪くなっていたり、我慢することがデフォルトになっていて、いざというときに上手くいかない、そもそも頼れないということになります。だから練習や準備が有効なことがあります。
・自問自答する
自分で書き出したり、ブツブツ言ってみたり、自分の中にある困りごとやモヤモヤを1人で出してみましょう。とにかく外に出してみることで、気づくことがあったり、整理されたり、少し楽になったり。他の人に伝えるための準備になることが多いものです。
・匿名の相談を利用する
今は匿名の相談窓口がいろいろあります。匿名の相談はその相談によって悩みごとと直接解決するより、相談の練習機会として有効に機能します。どんなふうに相談すると伝わるのか、伝わらないのか。どんな対応をされると嫌なのか、どんなことを言われるとどんな気持ちがするのか、自分の気持ちに気づく機会になります。匿名の相談は相手が見えないので、気を遣う必要がありません。せっかく親身になってくれているのだから申し訳ないとか、断りにくいという気持ちがあっても、対面や知っている人に相談するより、ドライに相談を途中で放棄することもできますし、率直な気持ちを伝えることに抵抗が少ないと思います。

③頼る本番のコツ
・小出しにする
いきなり本題に入らず、ジャブを仕掛けてみて、相手の反応を見てその後の方向性を検討するのもありです。
・途中でやめてもいい
頼ることが苦手な人がよく陥るのは、「申し訳ない」「迷惑をかけた」と思って、相手に合わせてしまうことです。頼ることは「途中でやめてもいいのだ」「人を変えてもいいのだ」と心に念じておきましょう。
・頼るというより「活用する」マインド
「頼る」という表現があまり適切ではないのかもしれないと改めて考えました。頼るというと、自分が無力な存在のように感じるからです。人の手助けを借りる、頼るというのは自分という資源を有効活用するために道具を使うのと同じなのです。だから、頼る相手を便利なアイテムや道具だと想定し、活用するという視点で進めてみましょう。
そうすると、あれ?何か違うぞ、これは便利ではないと感じたり、道具に使われているのではと感じたりするかもしれません。その時は見直すタイミングです。

思わず、長くなってしまいました…苦笑
少しは参考になるでしょうか💦
また、ツッコミどころがあれば、いつでもツッコんでください。

update 2024/10/17
Q.就労訓練に違和感を持ってしまい利用に進めません
この記事の担当 生きかたカエル

Q.就労訓練と呼ばれる支援サービスについて度々調べるのですが、意を決して実際に相談に行ってみても毎回違和感を持ってしまい利用に進めません。大多数の人たちがこなしている作業をこなせるように矯正させられる感じがとても恐ろしく感じてしまいます。

A.なるほど
とても、まっとうな感性だと思いました。
どんなことであれ、「そう感じる」ということはとても大切です。自分が感じていることを自分自身がしっかり受け止めていると思うからです。
ただ、就労訓練と言っても、いろいろなところがありますし、一人ひとりのスキルや特徴にあった訓練やサポートをするところもあるとカエルは思っています。
ただ、一般論として画一的な作業に適応させようとする傾向はあると思います。あなたの直感を信じて、そもそも自分に合うところはそんなに多くないから、どんなところがあるのか見てみよう的なマインドでいろいろ見てみるのも面白いのではないかと思いました。自分の観察眼と感性を磨く機会になると思いますよ。

update 2024/10/17
Q.父母がよく喧嘩している。怒らせちゃいけないと思うと動悸がして涙が出てくる。
この記事の担当 うさえなが

Q.父母が更年期でよく喧嘩している。
怖い。
怒らせちゃいけないと思うと、動悸がして、涙が出てくる。

A.涙が出てくるのはピンチだ…!
ピンチのときは・・・生きかたカエルに話を聞いてみよう!

*生きかたカエルから補足*
動悸がしたり、涙が出たりするのは、体がちゃんとSOSを出していることと、自分なりにストレスから身を守ろうとしている作用でもあります。しっかりと機能している自分の心身を労い、誇りを持ってもいいとカエルは思います。
ただ、うさえながのいう通り、ピンチであることは間違いないので、ピンチを何とかできないかと思案しています。
身近に話せる大人はいそうでしょうか。あなたがつらいことを父母は気づいていないこともあります。1人でも話せる人を見つけて、今回書いてくれたような話をして、「そういう状況なんだね。そんな中でも必死に自分を守っているのが伝わってきたよ。本当によくやっているよ。つらい時はつらいって言ってもいいし、嫌なことや嫌だし、怖いことは怖いんだ」と受け止めてもらえることを願っています。
身近にいなければ、チャットの相談とか子ども向けの電話相談とか、匿名でできる相談もあるので、使ってみるのもおススメします。

update 2024/10/17