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Q.自分に向けられたものではないとわかっても、ネガティブ・批判的な言葉を見聞きするのが辛い。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.最近、ネガティブ・批判的な言葉を見聞きするのが辛くなってきてしまいました。
ネットニュースは見ないようにし、だんだんとテレビや新聞も避けるようになりました。
自分に向けられた言葉でないので考えすぎなのはわかっていますがどうしてもつらいです。

A.自分に向けられた言葉じゃなくてもつらくなる現象、わかる…!と思いました。
澱んだ空気を吸うと体がダメージを受けるように、淀んだ感情を吸うと心にダメージを受ける気がしています。そして、もしそのようなメカニズムなら、体質を変えるのは難しいので、回避するのは最良の対象法だとウ・サギは感じました。

update 2024/8/1
Q.家のことを牢獄みたいだと感じる。成人してるけど牢獄から出られない。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.子供の頃から、家のことを牢獄みたいだなと感じています。自立することは、脱獄のように感じます。とっくに成人していますが、まだ牢獄から出られていません。何の障害もなく自立している人がうらやましい。私は何か悪いことをしたのでしょうか?

A.結構昔ですが、フーコーというなかなか個性的な哲学者がいて、監獄の誕生という本を書いています。そこでは、権力を持つものが、規律や規範を勝手に作って、管理することで監獄システムが立派にできてしまうということが書いています(ざっくりしすぎていて、専門家が見たら怒られそうですが)。
質問をくれた方の家はおそらく、家の謎ルールがたくさんあったり、家の人たちが勝手に決めた規律とかそんなものがあるのでは?とカエルは想像しました。そして、その見えない管理システムに「ここは牢獄だ」と気づけるあなたの感性は鋭く働いているようにお見受けしました。
物理的な束縛や支配よりも、心理的な束縛や支配の方がわかりにくく、脱獄しにくいのかもしれません。ただ、こうしてあなたの言葉で質問をしているのは、すでに牢獄から片足ぐらいは出ているようにカエルは思いました。
そして、何も悪いことはしていないと思います。

update 2024/8/1
Q.自傷行為ってどうしてやっちゃうんだろう。後悔するのに。
この記事の担当 やみーペン

Q.自傷行為ってどうしてやっちゃうんだろう。後悔するのに。

A.自傷行為ってどうしてやってるのか…ってそれぞれ違ったりするから難しいねぇ。気持ちを強制的に切り換えてくれたりもするから、その時には必要だし…。後から後悔しない方法と出会えるといいのいね。

update 2024/7/25
Q.ストレスとの向き合い方を教えて下さい。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.ストレスとの向き合い方を教えて下さい。

A.ストレスの対応であれば、ストレスのもととなっているものを回避するのが、まず何よりもオススメです。世の中では、ストレスやプレッシャーに耐えろみたいな風潮がありますが、逃げちゃダメなことなんてほとんど存在しないとウ・サギは思っています。
でもきっと、回避するのが難しい状況での質問かな…?とも想像しているので、その場合の向き合い方を考えると、う~ん…なるべく自分に合う&コスパのいいストレスの解消法を見つけたいところです。
何か別の世界に没頭して(漫画、動画…etc)一時的にでも忘れる時間をつくる、弱音や不安を吐けるところで吐き出す、ストレスのもとから解放される日を定めて耐えるモチベをつくる(例えば仕事は絶対に今年度でやめるぞ、みたいな計画)、、とかがとりあえず思いつきました。
ただ、ストレスのもとから離れないと、根本的な問題の解決は難しいようにウ・サギは思います。すぐにはどうにもならなくても、やがて本当に楽になれる日がくるように、自分のストレス自体を軽減していこうプロジェクトを発足したいところです。

update 2024/7/25
Q.うまく立ち直れないままに大人になってしまった人間はもう救いようがないですか。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.小さな頃から生きづらさを感じてうまく立ち直れないままに大人と呼ばれる年齢になってしまった人間はもう救いようがないですか。働くこと、選ばれることだけじゃない、支援にも年齢制限がありますね。

A.確かに年齢で区切られる支援(公的な制度)はありますが、そういった支援制度は人間界では、いわゆる広い意味での「支え」「サポート」のほんの一部だと思っています。
また、働くことも、選ばれること?(中身までの詳細は分からないのですが)にも年齢制限はないような気もします。
実は年齢制限というものは、それぞれの心の中にあるものが最も強いのかもしれません。カエルは年齢も性別も超えて(生物としての枠組みも超えて)、自由でいたいと願うのでした。

update 2024/7/19
Q.「障害を抱えた兄」の弟という属性でしか見てもらえないのだ。と軽く絶望しています。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.私の兄は障害を抱えています。
そのため両親が亡くなった時には、私が兄を支えるべきと周りの人に言われ続けてきました。また兄のことについて相談されることが多く、私は「障害を抱えた兄」の弟という属性でしか見てもらえないのだ。と軽く絶望しています。

A.きょうだいだからと言って、支えるべきというのは周囲の勝手な押し付けだとカエルは思います。
今は障がいのある人たちへの意思決定支援というものが福祉制度として位置づけられていて、専門家に任せることもできますよ。
カエルの個人的な考え方としては、家族は家族であるだけで抱えてきたものがあると思いますので、積極的に担いたいという希望があれば別ですが、専門家に任せてもいいと思います。今は両親がいて、お兄さんのことを決めたりしているのだろうと思いますが、両親が年老いたり、亡くなったら(別に元気なうちでもカエルはいいと思っていますが)、成年後見人をつける方法もあります。
とにかく、あなたが周囲からの扱いに軽い絶望をしてしまう気持ちを心から支持したいです。自分と兄のことを切り分けて考え、自分としての気持ちや意思をお持ちだという証だと思います。

update 2024/7/19
Q.辛くなった時にリスカした時の記憶がフラッシュバックする
この記事の担当 やみーペン

Q.辛くなった時にリスカした時の記憶がフラッシュバックして自分でも止められなくなります。

A.つらくなった時に楽になれる方法を思い出すのはペンギンもよくあるけど、おんなじかな?
そうやって今のつらいからどうにか逃れようとしてるんだろうなーと思ってる!
でもその方法が後から自分を苦しめてくることはあるから、方法が1つじゃなくて増えてったりするといいのにね……。

update 2024/7/9
Q.発達特性のある人は一生変わらないの?
この記事の担当 生きかたカエル

Q.発達特性のある人は一生変わらないの?

A.発達特性は一生変わらないといえば、変わらないですし、いつでも変わるといえば変わります。
つまり、特性という性能は変わりませんが、具体的な場面の言動としては、その条件によって変わることができると思っています。

特性は「感じ方」「学び方」「表し方」として特徴が出ますが、主に「学び方」が人と異なるため、通常の方法で気づいたり学んだりすることが難しいです。
なので、多くの人がわかっていることに気づかず、オートマティックに獲得していることが獲得できない場合があります。
また、マイルールやオリジナルな感じ方でやり過ごしていることも多く、誤った方法を身につけてしまっていることもあります。多くはそれに気づいていなかったり、その方法を固辞する傾向があることから、人間関係に難しさが生じてしまうことがあります。

多くの場合、わざとではないので親切に丁寧にわかる方法で学ぶことができれば変わることにつながります。びっくりするぐらい簡単に変わる人たちも多く見てきました。
ただ、理解することは身近な人でも難しいこともある(身近であるほど利害関係があって難しいかも)ので、得意な人の力を借りるのをおススメします。

update 2024/7/9
Q.どうしたら教えられてないことができるようになる?
この記事の担当 生きかたカエル

Q.どうしたら教えられていないことができるようになる?

A.え?教えられてないことはできるようになれないのでは?と素朴な疑問を抱いたカエルです。
教えてないのにできるようになりなさいと言われる場所もあるのかもしれませんが、それは正真正銘の不親切だと思うので、不親切が好きなら別ですが、そうでないのなら、そこから離れることをおススメします。

ただし、人は時々、伝えている言葉ではないメッセージを送るらしいです(カエル調べ)。
例えば、「教えなくてもできるように普通はなるものです」というメッセージが「今、あなたに教えている余裕がない」とか「あなたにうまく教えることができない」という本音の変化球である場合もあるのでした。人の言っていることの理解って難しいですね。

update 2024/7/5
Q.わからないことがわからないとき、どうしたらいい?
この記事の担当 生きかたカエル

Q.わからないことがわからないとき、どうしたらいい?
相談機関は世の中に沢山あるけど、そもそも自分の困り事や望みがわからない・分類されたくないからどこに行けばいいかわからない。「あなたはどうしたい?」というただの質問が自分を追い返す壁に見える。

A.わからないことがわからない、それはまっとうな主張であり、主訴であるとカエルは思います。
でも、それが許されないような空気や現実を感じているのですね。

カエル的には、「わからないことがわからない」はある意味で真実であり、多くの人は「わからないことがわかった気になる」ことが得意になっていくし、ふりをすることが得をすることを学ぶのだと思っていました。
そして、「わからない」という重要な物事に目を向けなくなってしまいます。私たちを脅かす思考停止の第一歩なのかもしれません。

おそらく、あなたは確かさに厳密であり、その意図や深さについて周囲が気づいていないだけなのではないかと思いました。

相談機関の人たちが「わからない」の力についてもっと真摯に向き合い、安易にわかった気にならないようにする必要があります。少なくとも、真剣に悩む人の壁にはならないようにしたいものです。
貴重で鋭い質問をありがとうございます。

ちなみに、最近では相談窓口は分野ごとだけではなく、「何でも相談」という何が悩みなのかわからなくても相談できるところもあります。
ただ、そこでも「何にお困りですか」とまず聞かれることが多いかもしれませんが、堂々と「わかりません」「わからないから、相談してるんです」と伝えてみてほしいと思います。

update 2024/7/5