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カテゴリーQ&A
Q.学校から帰るひとりの時間が怖い。悩みが頭をはなれなくて、身近には相談できる人がいない。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.学校から帰るひとりの時間が怖いんです。悩みが頭をはなれなくて。もうなにもかもがぐちゃぐちゃで、身近な人には相談できる人がいない。匿名で電話で相談できるところもあるけど、電話をする場所がない。また生きる希望が見えないです。

A.悩みがあって、誰かに相談したいという気持ちがあるのに、相談をすることが難しいのは無理のないことだと思います。相談って簡単なことではないのです。ただ、こうして「相談したい」「誰かに話を聞いてもらいたい」「わかってほしい」と願う気持ちはとても大切だとカエルは思います。あなたには自分のつらさを理解し、誰かに助けを求めようとする気持ちが働いているのです。そのことだけでも、すでにリスペクトの座布団を3枚ぐらいあげたいです。
電話が難しければ最近はチャットとか文字を使った相談もありますが、どうでしょうか。どうしても、自分で外部につながることが難しそうなら、カエル全国ネットを使ってあなたの近くで悩みを聞いてくれる大人を探してみましょう。

update 2024/12/28
Q.今まで不登校だったけど全日制の大学に行ってみたい!どう絞り込めばいい?
この記事の担当 生きかたカエル

Q.今まで不登校だったけれど、全日制の大学へ行ってみたい!入学しても、ちゃんとやっていける気がしないから、色々なサポートのある大学を選びたいけど、選び方がわからない…。都市圏に住んでいるのでたくさんの大学がありますが、どう絞り込めばいいですか?

A.カエルも大学の選び方はよくわからないのですが、今は、少子化でどこの大学も割と手厚くサポートをしてくれるのがカエル調べの印象です。
カエルは高校に顔を出すことが多いのですが、高校を例にすると、お勉強ができる学校ではどうしても学業優先になるので、サポートにはあまり力を入れていないことが多く、偏差値があまり高くない、比較的サポートの必要な学生がいそうな学校の方が先生たちの理解があると感じています。
とはいっても、実際のサポートは行ってみてからの相性やめぐりあわせもありますので、事前のリサーチによる選択には限界があるのだろうと思います。
カエルの経験上、大学は中学や高校よりもとても自由なことが多いので、不登校経験者でものびのび学校に行ける場合もたくさんあると感じています。自分の直感や感性を頼りにして絞り込んでもいいと思いますよ。

update 2024/12/29
Q.制服でトランスジェンダー向けのズボンは増えてきたけど、スカートはなぜ少ないのか。悲しい。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.最近、トランスジェンダー向けのスーツや制服などが増えてきたように感じます。ですが、ほとんどFTM向けのズボンです。スカートはなんで少ないんでしょうか。悲しいです。

A.自分の望む装いが叶わないのは(あなたはスカート希望なのかなと推測しています)、ほんとに悲しいですね…。
見た目も自分の大切な一部でアイデンティティなので、そこで自分らしさが叶わないのは、人格や心の一部を不当に奪われているに等しい気がします。(逆に、それが平気な人は、見た目があまりアイデンティティと結びついてないのかもしれません)
誰がスカートだろうとズボンだろうと誰に迷惑をかけるでもないはずですし、そもそも制服を着ない自由もあるべきだし、選択肢は多ければ多いほど社会は健全だと思うのですが、選択肢が少ない社会で残念です…。

スカートの制服を割り当てられた人がズボンを穿くよりも、ズボンを割り当てられた人がスカートを穿く方があまり進んでいないのは、なぜなのでしょうね…。
私服でシス女性でもズボンは一般的で、シス男性のスカートはまだ一般的とは随分距離があるので、何かしら感覚的な抵抗を感じる人が多いとかはあるのでしょうか。倫理的な問題がなくとも、「感覚的な」抵抗をもつ人が多いほど(感覚で誰かの自己表現を制限されても困るのですが)、選択肢を増やす足取りは重くなる気はします。

こうやって率直に、「なんで?」「悲しい」という発信をしてくれることは、みんなが考えるきっかけになるので、とても大切だと思います。

update 2024/12/29
Q.「誰でも、生まれたときは喜ばれたはず」そんな世間での「フツウ」を言ってくる人が大嫌い。
この記事の担当 うさえなが

Q.「誰でも、生まれたときは喜ばれたはず」っていう人がいる。でも、子どもを愛せない人だっている。それを無視して、無条件にそういうこと、世間でいう「フツウ」を言ってくる人が大嫌い。

A.フツウってよくわかんないよね~
カエルはフツウより変な方が好きって言ってた!

*生きかたカエルから補足*
それは、無視をしているのではなく、無自覚なのです。そして、教養やわきまえのない人だとカエルは思います。残念ながら、人間は自分が見てきたこと、知っていることを基準に「フツウ」という言葉を使っていることが多いですね。
そのことに気づいて、「大嫌い」と感じられるあなたの理性と感性に拍手を送りたい気持ちです。

自分の知らないことは永遠にたくさんあって、知らない自分を謙虚に受け止めることがいろいろな人たちがお互いの権利を守る基本だとカエルは思っています。

update 2025/1/6
Q.「死にたくていい、そのままでいい」に所長(代理)さんも賛成しますか?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.「死にたくていい、そのままでいい」なんて言葉をよく聞くのですが、所長(代理)さんもその言葉に賛成しますか?全く悪意はなく、寧ろ善意で言われているのに、違和感を持ってしまう自分が嫌いです。

A.その「死にたくていい、そのままでいい」は、「死にたいと思うことを否定しないし、言っても大丈夫だよ」といった意味合いで使われているのでしょうね(たぶん)。でもだとしたら、「死にたいと思うことを否定しないし、言っても大丈夫だよ」という言葉にしてほしいところです。

ウ・サギは死にたい気持ちを抱えており、かなりそれが深刻な時期もあったので、当時「そのままでいい」なんて言われたら「何も知らないくせに気楽なこと言いやがって」と内心ブチ切れてただろうと思います。
どんなに善意だろうと、むしろ善意であればあるほど、自分よりつらくないだろう人から想像力の足りない(と自分は感じてしまう)発言をされるのは、もやっとするものだとウ・サギは思います。

違和感は誰かと一緒に研究・解剖すると、自分への理解も周りへの理解も深めることにつながっていくとウ・サギは感じます。
また何か違和感があったら、いつでも質問をください。

update 2025/1/6
Q.みんなはクリスマスなにしてた?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.みんなはクリスマスなにしてた?

A.所長たちみんなで過ごしていました。鹿肉ロースト、とりハム、ポテトグラタン、エビと帆立とブロッコリーのアヒージョ、ピーマンとちくわの炒め物、フルーツポンチ、フルーツタルトを手作りして食べました。美味しかったです。

update 2025/1/6
Q.家にいるのも学校にいるのも嫌です。親から逃げてもいいんでしょうか。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.家にいるのも学校にいるもの嫌です。
必ず学校にいかなきゃだめですか、必ず家に居て親の監視下で暮らさなくてはいけないんでしょうか。私は親に愛されているという感覚もありません。親から逃げてもいいんでしょうか。

A.もちろん、学校に行かなきゃダメということはないし、親から逃げても構いません。子どもの権利条約では「子どもの最善の利益」という原則があり、子どもにとってもっともよいことは何か考えることが大切だとしています。
そして、実際に親と暮らしていない子どももたくさんいます。事情はそれぞれですが、それがイレギュラーだったり、特別なことではなく、いろいろな環境があることがもっと広がるといいなぁとカエルは常々思っています。
ただ、子どもの権利条約でも、子どもを育てる一義的な責任は親にあるとしていて、実際には親の力が強く、子どもの最善の利益に関しても、難しさに直面することもあります。親子と言えども、相性もありますし、お互いにつらい思いをしたり、我慢をして一緒に暮らす必要もないと思います。
まずは、子どもの気持ちや希望に耳を傾けて、一緒に考えて動く大人が増えたり、子どもだけが相談できて、必要なら支援をしてくれる独立した機関ができることをカエルは希望しています。

update 2025/1/6
Q.誰かが我慢して成り立っている平和も良いとは言えないと思うんですけど、どう思いますか?
この記事の担当 生きかたカエル

Q.怒鳴ったり人を否定したり、私を恐怖で黙らせて「幸せな家庭」と言っているような母がニュースなどを見て「争いは良くない」と言っていました。私は、誰かが我慢して成り立っている平和も良いとは言えないと思うんですけど、どう思いますか?

A.とても冷静沈着で妥当な意見だと思います。カエルも全面的に賛同します。
そのうえで、矛盾した言動を見せるお母さん側についても想像してみました。人を否定したり、恐怖で子どもを黙らせていることについては、気づいていないか、別の認識をしているか、家庭は治外法権で一般の社会や世界とは違うものだと思っているか、何かがありそうです。

それから、あなたの意見を見て改めて気づきましたが、平和というものは常に誰かの我慢の上に成り立っているのかもしれません。誰も我慢せずに平和は成立しなさそうです。ただ、その場合に誰がどれぐらい我慢するかということが問題なのだろうと思います。少なくとも力や権力と比例して我慢が傾斜配分される(権力をもっている側が多く我慢する)のが原則かと思うのですが、実際には逆になってしまうのが大きな問題ですね。

update 2025/1/6
Q.死にたいって思うことはダメなことなんでしょうか?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.死にたいって思うことはダメなことなんでしょうか?

A.何もダメなことはないと思います。今調べたのですが、憲法第19条には「思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。」と書いてあり、心の中で何を考え何を思うかが自由であることが保障されています。

そもそも何を思うかは、「思ってしまう」「感じてしまう」「考えてしまう」という自分の意思でコントロールしきれないものだと思うので、ダメだと言われても困っちゃう気がします。
とくに死にたいについては、何かしらのつらさや違和感や虚しさのもたらすものかと思うので、思う側ではなく、そう思わせてしまう社会(死にたい人の周りにあるストレス、理不尽な現実)に目を向けるべきだとウ・サギは考えます。

update 2025/1/6
Q.過去の嫌なトラウマのフラッシュバックがつらい、トラウマを消したいです
この記事の担当 やみーペン

Q.過去の嫌なトラウマのフラッシュバックがつらい、トラウマを消したいです

A.嫌な思いしたことやトラウマとの付き合い方って難しい。最初これがトラウマだ!って分かってない時は分かってない時で「なんなんだこれ??」ってなるし、トラウマだって分かってからは「またトラウマか!」ってなる。
トラウマを無くすことは難しいのかもしれないけれど、フラッシュバックとの付き合い方(どう現実に戻るか、どうサポートしてもらいたいか)くらいは決めれるようになりたいとやみーペンは思ってる。でも、自分が悪いわけじゃないのになんでこんなことに苦しまなきゃならないんだろうね……。

update 2025/1/9