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Q&A > 生きかたカエル回答のQ&A
Q.親に学校行きたくないって言ったら、学校は必ず行くところって怒られた
この記事の担当 生きかたカエル

Q.親に学校行きたくないって言ったら、学校は必ず行くところって怒られた。なら不登校の子はどうなの?同じ理由で来てない子もいると思うんだけど?

A.親はわかってませんね…おそらく、義務教育の意味をはき違えているか、正しく理解したうえで、親の強権を濫用しているのかもしれません。どちらにしても、学校は行ってもいいし、行かなくてもいいところです。
義務教育は「子どもに学ぶための権利を保障する義務が大人にある」という意味の義務教育で、小中学校は「どんな子どもにも学びを保障するためにあるところ」といえます。ただし、日本の学校はいろいろな課題があり、学校に行くことが学びの保障にならず逆に子どもの権利が侵害されてしまう実態もあります。また、長い間、画一的、管理的な側面があったことから、一人ひとりの学びのニーズに応えることが難しく、学校に行っても学ぶことができない子どもたちもけっこういます。だから、学校が学ぶ場としてふさわしくない、勉強どころではなくつらい状況があるのであれば、無理をして学校に行くのは本末転倒なのです。
そして、明確な理由がなくても、「行きたくない」という気持ちは大切な気持ちで、その気持ちを受け止めたり、理解することなく、大人が力を行使して「行くものだ」と圧力をかけることは子どものことをわかってない…という判定をカエルは下します。
学校がもう少し子どもにとって安心安全で、多様な学びが可能なところになってもらいたい+学校以外の豊かな学びの場を子どもたちに用意する世の中にしたいと思います。

update 2025/4/7
Q.親の考えの押し付けが辛い。ずっと親の目をうかがって生きている。どうすれば良いだろうか。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.親の考えの押し付けが辛い。
辛いと私が言っても、大丈夫だろ。でいつも終わってしまうし、いつしか、育ててやってるんだ。住まわせてやってるんだという上下関係になりつつあり。
ずっと親の目をうかがって生きている。どうすれば良いだろうか。

A.親って子どもにとっては、権力的な存在なので、そこからの決めつけや押しつけは本当に困ったものだとカエルは思います。権力の正しい使い方を知らない大人はたくさんいます。(学ぶ機会がないのが課題なのです)
でも、その不当な状況に気づき、こうして的確な表現で外に発信できるのですから、すでに押しつけの親を超えた成長を遂げているようにお見受けしました。
親の目をうかがって生きていると書いていますが、親の言動をアセスメントし、戦略を立てていると思ってもいいとカエルは考えます。あなたが教えてくれた情報から考えると、そんな親にまともに向きあっても、メリットよりもデメリットの方が多いように思ったので、距離を取る、あるいは適当に表面的なところだけ合わせたふりをするなど、親との距離のとり方、付き合い方を工夫することが有効かもしれません。
ただし、圧倒的な暴力や心身への不調が明らかに出るような状況なら、親と離れるための方法を考えてもいいとカエルは思います。もちろん、圧倒的な暴力がなくても、親が嫌いで一緒にいたくないという気持ちで相談することもありです。親子だからと言って我慢して一緒にいる必要もないし、理不尽なことには従わなくてもいいのです。そして、親だからと言って子どもの権利を奪ったり、決めつけや否定をすることはいけないことです。でも、現実として子どもの権利が守られていない状況はたくさんあるのも知っています。
だから、現状に異議を唱えて、質問してくれたことをカエルは頼もしく感じました。

update 2025/4/5
Q.オネエさん方ってめちゃくちゃかっこいい!!
この記事の担当 生きかたカエル

Q.オネエさん方ってめちゃくちゃかっこいい!!

A.めちゃくちゃかっこいい!!って思えることがあることがカエル的には大事なことだと思いました。何がかっこいいかは人それぞれで全然いいと思いますし、同じように何が嫌いってこともそれぞれでいいですよね。
自分の好きや嫌いを大切にできて、他の人の好きや嫌いも尊重しあえると人間界ももう少し息がしやすくなりそうですね。
だから、質問じゃないけど(笑)、かっこいい!!話を送ってくれてありがとうございます。

update 2025/4/5
Q.学校で聞こえるように悪口をいわれてて辛いです。この状況を変える方法は無いのでしょうか
この記事の担当 生きかたカエル

Q.学校で聞こえるように悪口をいわれてて辛いです。この状況を変える方法は無いのでしょうか

A.状況を変える方法はいろいろとあるかと思います。思いつくことを考えてみました。
①信用できる誰かに現状を訴えてみる(助けになる相手がいるかどうかがポイントです)
②言ってくる相手に直接嫌であることを伝える(かなりハードルは高そうですが、即効性があることもあります)
③学校に行かない選択をする(つらい状況から物理的に離れてみると何か違うことがわかるかもしれません)
④言ってくる相手に近寄らないようにする、あるいは聞こえても自分には関係ないと無関心を貫く 
⑤言ってくる相手の心理や生態をさらに観察してみる

カエルが強く訴えたいのは、悪口というのは言われる方の問題ではなく、言う方の問題の方が大きいということです。対人関係において、困ることがある場合は相手に直接、伝えるのが礼儀だと考えています。また、伝えるのは文句を言うとか、否定するのではなく、具体的に何が嫌なのか困っているのか伝えて、協力のお願いという形がよいかとカエルは思っています。
ただし、そうした礼儀を習うことがほぼないため、自分の不平不満を一方的に垂れ流す方法が「悪口を言う」というスタイルで強く存在してます。困ったものです。(学校の子どもたちだけではなく、大人の世界でも残念ながらあるのです)
あなたに悪口を言う人も何か対人関係や礼儀を学ぶことがなかったのだろうと、思います。それはひとえに周囲の大人の力不足で申し訳ないです。あなたには自分に起きている理不尽をこうして気づいて何とかしようとする力がるので、自分の力を信じてできそうなことをやってみてください。

update 2025/4/5
Q.環境を変えることに不安感があるけど、変えたい。不安を落ちつかせるにはどうしたらいい?
この記事の担当 生きかたカエル

Q.環境を変えることに不安感があるけど、変えたい。不安のほうが多いけど落ちつかせるにはどうしたらいいと思いますか。

A.イメージとして「環境を変えること」と「不安」のお皿を天秤に乗せて、不安の皿が重く傾いている状態でしょうか。
カエルが注目したことは「変えたい」ときっぱりとあなたの意思を表明している点です。
自分の中から湧き上がる気持ちよりも強いものはないので、自分を信じで進むことをカエルは応援しています。

そして、進めるうちにもしも不安が勝った際には、その時に自分を信じて中止したり、待ったりすることもそれはそれで構わないと思います。

update 2025/4/5
Q.学校が疲れる、行きたくないけど休むと怒られる。どうしたらいい?
この記事の担当 生きかたカエル

Q.学校が疲れる、行きたくないけど休むと怒られる。どうしたらいい?

A.とりあえず、学校が疲れていきたくないという気持ちをカエルは120%受け止めます。
そのうえで、身近な人でその気持ちを受け止めてくれる人がいないかどうか探してみることをおススメします。大人の観察をしてみてください。観察だけではなく、少し話題を振ってみて反応を見てみるのもよいでしょう。身近にどうしても見つからなければ、匿名の電話相談とか、チャット相談とかで、少しずつ一緒に考えることができるといいなと思います。きっと、もともと持っている力が出てきて、どうしたらいいか何かヒントが見つかるかもしれません。
何はともあれ、あなたを一方的に怒ってくる大人を呼び出して、カエルが説教したい気持ちです。

update 2025/3/31
Q.遊びの誘いを金欠や大人数が苦手なので断ったら今もそれで友だちと少し気まずい。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.僕は今中1です。終業式の後女子8人で遊ぶ(カラオケ)に行こうという話になりましたが僕は金欠や大人数が苦手という理由で断りました。今もそれで少し友だちと気まずいです。中2からさらに気まずくならないか不安です。

A.誘いを誠実に断ることができる様子から、アサーティブコミュニケーションの力をカエルは感じて、頼もしくなりました。ただ、実際には誠実に断るという行為への理解は必ずしも好意的に受け取られないこともあり、おっしゃる通り気まずさにつながることもあるかもしれません。
かくいうカエルも大勢の集まりが苦手で、仕事仲間からの飲み会の誘いを断り続けています。最初は若干気まずいこともありましたが、やがて「カエルさんは来ないもんね」と認定されて、誘われなくなり気楽になりました。あなたの誠実さは伝わると思いますし、もしもそれが伝わらない相手なら距離ができてもいいのかもしれないと感じています。ひそかにカエルと大人数ワイワイ苦手同盟を作りましょう(会員募集中)

update 2025/3/31
Q.精神科の通院に親が否定的で、診察日の前後は特に理解に欠けることを言われて辛い。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.精神科の通院に親が否定的です。診察日の前後は特に理解に欠けることを言われて、連日となると結構辛いです。交通費や診察代も親に負担してもらってますが、それらも含めていずれ「いい加減にしろ」と言われる気がして怖いです。今後どうすべきか悩んでいます

A.お金を出してもらっている立場だと、否定されることに怖さや不安があるのはもっともなことだとカエルは思いました。
親はどうあれ、あなた自身が通院に意味があると感じているのなら続けた方がいいと思いました。
あとは、人の不平不満とか否定的な言葉というのは、言っている人(あなたの場合だと親ですね)の中に何かしら別の課題や悩みがあり、言っている内容とあまり関係ない場合もあるので、カエルにはあなたの親が自分自身の悩みを抱えているとか、余裕がないのかなとも感じました。だから、聞き流してしまうという方法もあるのかなとも考えました。ただ、実際に聞き流すというのは簡単なことではないと思うので、不安な気持ちはこうして出してしまうことも一つの方法かと思います。
それから、自立支援医療という制度は使っていますか?精神科への定期通院の場合、医療費の補助が受けられるものです。利用には要件がありますが、お住いの市町村の障がい福祉に関するところが窓口なので、聞いてみる(調べてみる)のも、いいかと思います。医療費の負担を減らすことができますよ。

update 2025/3/31
Q.私が自殺することは社会貢献になると思ってしまうのを、生きかたカエルさんに反論してもらいたい
この記事の担当 生きかたカエル

Q.障害者である私に対して提供されている金銭的・人的支援をマジョリティの人々に回せば、より多くの人が幸せになるかつ、経済的にも発展するはずであり、私が自殺することは社会貢献になると思ってしまいます。生きかたカエルさんに反論してもらいたいです。

A.カエル指名の反論希望とは、とても嬉しく思います。カエルは反論が大好きですから、自分を理解された気持ちになりました。
さて、カエルの反論のポイントは2つあります。

1つは、あなたの論の前提になっている「幸せがお金(経済的な発展)によってもたらされるものだという」点です。
お金や経済のない昔や地域では人は幸せになれないわけでもなく、お金に関係なく生きている赤ちゃんや子どもも、幸せを感じることはできるでしょう。また、我々が感じる幸せもすべてお金や人によってもたらされるものではありません。特に経済的な発展と幸せは連動しない(むしろ、経済発展が不幸や悲劇をもたらすことも大いにある)ことを考えるとあなたの論には偏りがありそうに思います。

次に、あなたの論では幸せが一人ひとりの願いや状況に応じた個別的なものではなく、誰かに譲れるようなものであると考えている点に反論します。
あなたが、自分が金銭的・人的支援を受けるか受けないかは自由だと思うのですが、それによって他の人(より多くの人)が幸せになるかどうかは全く別問題だとカエルは思います。

カエルの反論のポイントは以上の2点ですが、何らかの障がいがあるあなたが自らの権利を守ることに後ろめたさがあり、自分のことを社会のお荷物的な迷惑な存在だと思っているのであれば、その理由を一緒に考えて、反論ではなく、ともに新しい論をつくりたい気持ちです。
まずは、一人ひとりが自分の権利について考えることが、社会貢献の土台であり、周囲の人たちの権利や幸せのことについて考えるための第一歩と考えています。反論になったかなぁ…
というより、この質問をくれただけで社会貢献率120%という気分のカエルでした。

update 2025/3/29