PAGE
TOP
タグ役立つ
Q.自分を堕落させる甘い囁きと自分のためになる優しさはどうやって見分けたらいい?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.「そんな苦労しなくていいよ」「もっと楽になれば良いよ」と言われても、「そうやって意欲を削ぐことで私を弱らせてダメにして搾取したいだけでしょ?」としか思えない。自分を堕落させる甘い囁きと自分のためになる優しさはどうやって見分けたらいい?

A.堕落については時に必要なことかとも思うのですが、相手がテキトーに言ったり相手自身の欲から言ってきていることと、本当に自分のことを考えて言ってくれていることを見分けるスキルは、ウ・サギもほしいです。

どうやってそれを見分けたらいいかと考えると・・・そうですね、ウ・サギは言っている「内容」の正しさやもっともらしさではなく、言っている「人」の普段の行動が信頼できるかをまずは大切にしています。
あと、アドバイスや意見は絶対的な正解があるものではないので、断定的な言い方をせず、「~~かもしれないし、~~かもしれないし、私はこう思うけどあなたはどう感じる?」みたいに、自信がなさそうで、こちらの話に耳を傾けてくれる姿勢があるかも一つの判断基準な気がします。

いっそ思い切って、自分に対して直接向けられた意見は基本スルーして、自分が採用したい・信頼できると思える意見を、本などから探してみるのもいいかもしれないと思いました。

update 2024/8/16
Q.承認欲求が強すぎるのに、承認を得られそうな活動をする体力が残っていなく困っている
この記事の担当 生きかたカエル

Q.承認欲求が強すぎるのに、承認を得られそうな活動(創作活動など)をする体力も残っていない状態で困っています。ただただ心の中で「褒められたい!愛されたい!」と叫ぶだけの日々です。

A.叫ぶだけで何とかなるのなら、叫ぶ日々も悪くないように思います。
活動ができないほど体力が少ないのに、湧き出てくる強い承認欲求の源泉はどこなのか気になりました。強すぎる承認欲求は与えられる承認で解消しようとしても、更に強くなる傾向もあるようです。
欲求の源をたどる必要があるのかもしれません。

update 2024/9/9
Q.周りでいつも暴れている人がいる。どうすれば静になると思う?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.周りでいつも暴れている人がいます。言うことも聞かないし、こっちにまで被害が来ます。どうすれば、静になると思いますか。あと、部活で顧問が「OK」と言ったら何でもありになるので、部長を始め自由にやっています。どうすればいいですか?

A.詳しい状況がわからないのでなんともいえませんが、物事には自分の力でどうにかなる部分とならない部分があるとウ・サギは思っています。
誰かに「こうしてほしい」とお願いすることはできても、100%言うことを聞かせることはできないし、他の人の自由を止めることもできません。ただ、あなたが苦痛や困り感を抱いていることは伝わってきているので、それを軽減する方法についてはいろんな視点から考えてみたいと思います。

まず一つは、自分の行動と発想を少し変化させてみるという方法があります。
具体的には、自分の願いは一定程度諦めて嫌なものからはなるべく距離を置く(でも、もうすでにしているかもしれませんね…)、相手に何か理由があってそういう行動をするのだろうと自分を納得させてみる、あたりになるかと思います。部活はいっそ自分も一度自由にやってみたら、もしかしたら何か見えるものがあるかもしれません(あなたはしっかりやりたいのだろうと感じていますが、自由も楽しい可能性はありそうな…?いや、ないかな…)。

あとは、信頼できそうな大人の人になるべく相談してみる方法もあります(これも、すでにしていたらすみません)。
話す中で少しすっきりする部分もあるかと思いますし、いろんな人のアイデアや視点をもらうことで、具体的な対処法も見えてくる可能性もあると思います。

あとこれも協力者が必要にはなるかと思いますが、「こういう風にこれが嫌なので、こうしてほしいです」と、相手になるべく伝わるように伝える試みをしてみる方法もあります。
これはウ・サギの経験上なのですが、自分では伝えているつもりでも、相手にうまく伝わっていないという場合は案外あります。また、人は自分の信頼できる人の言うことしかあまり聞く気にならない部分もあるので、言う内容だけでなく、誰に間に入ってもらうかもポイントになるかもしれません。

文章だけでわかることに限界があるので、あまり役に立たない回答だったらすみません…。

update 2024/10/8
Q.人を頼る為の何か具体的なアドバイスがほしいです。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.様々な回答を拝見して、とにかく適度に人を頼ることがコツなのかなと思うのと同時にそんなに要領良く生きることができていたらそもそもここまで悩んでいないのでは、と思ってしまいました。(ごめんなさい)人を頼る為の何か具体的なアドバイスがほしいです。

A.率直な意見をありがとうございます(笑)
このツッコミはカエルとして相当に嬉しかったです。
適度に人を頼ること…それができたら苦労しないよ…ということを安易に勧めていたのかも…ハッと気づかされました。

具体的なコツと言われて考えてみましたが、人によって「コツ」は異なるだろうと思うので、コツになりそうな内容を整理してみますので、使えそうなものを選んだり、それぞれアレンジしてみてください。

①人選のコツ
頼るためには、頼る相手の選択が実はとても大切だったりします。人選で結果が大きく決まってくるからです。
・自分のセンスを信じること(この人いいかも、何か嫌かも…そんな自分の感性を信じてください)
・肩書きや立場で選ばないこと
・他の人の勧めや評判を頼りにしない(他の人がいいと思う人が自分に合うとは限らない)
結局、手を変え品を変え、同じようなことを言ってますが、要するに相談する人を選ぶときには自分を信じて、自分自身と相談してみてください。

②練習や準備のコツ
相談や頼るためには、実は練習が必要なのです。頼るのが上手な人たちは、子どもの頃から、頼る練習を日常の経験の中で繰り返し経験していて、そこから人を頼る術を身につけています。一方で、頼ることが苦手な人は、失敗した経験が多かったり、強烈な失敗経験から頼ることへのイメージが悪くなっていたり、我慢することがデフォルトになっていて、いざというときに上手くいかない、そもそも頼れないということになります。だから練習や準備が有効なことがあります。
・自問自答する
自分で書き出したり、ブツブツ言ってみたり、自分の中にある困りごとやモヤモヤを1人で出してみましょう。とにかく外に出してみることで、気づくことがあったり、整理されたり、少し楽になったり。他の人に伝えるための準備になることが多いものです。
・匿名の相談を利用する
今は匿名の相談窓口がいろいろあります。匿名の相談はその相談によって悩みごとと直接解決するより、相談の練習機会として有効に機能します。どんなふうに相談すると伝わるのか、伝わらないのか。どんな対応をされると嫌なのか、どんなことを言われるとどんな気持ちがするのか、自分の気持ちに気づく機会になります。匿名の相談は相手が見えないので、気を遣う必要がありません。せっかく親身になってくれているのだから申し訳ないとか、断りにくいという気持ちがあっても、対面や知っている人に相談するより、ドライに相談を途中で放棄することもできますし、率直な気持ちを伝えることに抵抗が少ないと思います。

③頼る本番のコツ
・小出しにする
いきなり本題に入らず、ジャブを仕掛けてみて、相手の反応を見てその後の方向性を検討するのもありです。
・途中でやめてもいい
頼ることが苦手な人がよく陥るのは、「申し訳ない」「迷惑をかけた」と思って、相手に合わせてしまうことです。頼ることは「途中でやめてもいいのだ」「人を変えてもいいのだ」と心に念じておきましょう。
・頼るというより「活用する」マインド
「頼る」という表現があまり適切ではないのかもしれないと改めて考えました。頼るというと、自分が無力な存在のように感じるからです。人の手助けを借りる、頼るというのは自分という資源を有効活用するために道具を使うのと同じなのです。だから、頼る相手を便利なアイテムや道具だと想定し、活用するという視点で進めてみましょう。
そうすると、あれ?何か違うぞ、これは便利ではないと感じたり、道具に使われているのではと感じたりするかもしれません。その時は見直すタイミングです。

思わず、長くなってしまいました…苦笑
少しは参考になるでしょうか💦
また、ツッコミどころがあれば、いつでもツッコんでください。

update 2024/10/17
Q.読んできた本などで今の考えに役に立っているものを教えて
この記事の担当 生きかたカエル

Q.生きかたカエルさんがこれまでに読んできた本などで、今の考えに役立っているものがあれば、教えてほしいです。

A.「今の考えに役立った」というオーダーはちょっと悩ましいですが、高校生の頃に読んで、今でも印象に残っている一冊を紹介します。

三木清さんという哲学者の「人生論ノート」です。
一度、読んでみてください。
特に「幸福について」が印象に残っています。

update 2024/10/21
Q.施設などに行って親元を離れても私立の高校に通うことはできる?
この記事の担当 やみーペン

Q.自立支援所など、親元を離れても私立の高校には通うことができますか?精神面と金銭面が心配です。

A.どんな状態でもどんな場所にいても、望む場所で勉強したり過ごす権利は誰にでもあるんじゃないかとやみーペンは思う
制度的なことはやみ-ペンはあまりわかんないから、生きかたカエルよろしく~

*生きかたカエルから補足*
高校生が親元を離れるとしたら、社会的養護(自立援助ホームとか、児童養護施設かな)のどこかだろうと思われます。
であれば、高校には私立であっても通うことは可能ですよ。今、すでに通っているのであれば、そこに通い続ける場所にその施設があるかどうかですが、通えるところにあるのなら、子ども本人が希望する暮らしや学ぶ環境を優先するのが前提です。
子どもの処遇を考える時には「子どもの最善の利益」という考え方があって、高校生ともなれば子ども自身の意見を聞いて、どこの学校に通うのか、卒業後はどうするのか考えてくれます。学費ほか学校に必要な経費は公的な援助があるので、心配いりません。特別に高額な費用でなければ問題なく出ます。また、卒業時に進学するにしても、就職するにしても支度金という形で援助があります。
精神的にも施設の職員さんが相談にのってくれるので、基本的には心配はいらないと思います。
カエルは家にいる時よりも、安心して高校(公立、私立、定時制、通信制含めていろいろです)に通っている子どもたちにたくさん出会っています。

update 2024/10/27
Q.15歳です。家を今すぐ出たいです。大人を頼ってもダメでした。どうしたらいいですか。
この記事の担当 うさえなが

Q.15歳です。家を今すぐ出たいです。大人を頼ってもダメでした。どうしたらいいですか。

A.家を出るのは、生きかたカエルが詳しいよ!
生きかたカエル、教えてあげて!!

*生きかたカエルから補足*
児童相談所が正攻法なのですが、諸事情でそうはいかないときもあるのが実態です。
そもそも、家から出て違うところで暮らそうにも、社会的養護(親の代わりに育てる場所)の選択肢が少ないのが大きいように思います。

いずれにしても、子どもの権利条約で「子どもの意見を聞く」ことの重要性は明確なので、ちゃんと主張を聞いてくれる人に出会うことだろうと思います。
あなたがどこに暮らしているのかわかりませんが、近くに「子どもシェルター」という名の付くところがあるのなら、連絡してみてください。
弁護士さんなど子どもの権利を守る役割の人に相談することができるかと思います。

それでもダメだったら、カエルにまた連絡ください!

update 2024/11/6