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タグ相談・支援等
Q.相談しても辛くなくなるわけじゃない。でも相談できないときは辛くて、こんなことも自分で耐えられないんだって思う
この記事の担当 やみーペン

Q.中1のころから相談してる担任の先生。とても優しい先生です。その優しさに甘えて、中2になって担任じゃなくなっても相談し続ける日々。相談しても、辛くなくなるわけじゃない。でも、相談できないときは辛くて、こんなことも自分で耐えられないんだって思う

A.相談するは自分の中のモヤモヤを吐き出す作業ってやみーペンは思ってて、簡単に見えやすいけどめちゃくちゃ難しい!
つらい時の気持ちを誰かに分かってもらえるように伝えたり、話して受け止めて貰えたら、つらい分だけ頼りたい気持ちいっぱい出てくるし……。
相手のこと考えたりすると余計難しくなるし、でも考えるのやめれる訳じゃないし…。
普段から耐えてる中でこれ以上耐えるのはもう無理ー!ってなるのも当たり前だとやみーペンは思う!!

update 2024/3/21
Q.何度も何度も先生に相談してしまいます。
この記事の担当 やみーペン

Q.何度も何度も先生に相談してしまいます。春から中3で、受験生。卒業したら相談できなくなるし、お互い忙しくなるから、もう相談するのやめたほうがいいのかな、って思います。先生は迷惑じゃないって言うけど、やっぱり仕事だからなのかなと不安になります。

A.忙しいって気遣わなきゃならないスイッチ入るよね……。ってやみーペンは思う。
でも「忙しい」ってそれぞれにどう影響するかは違うんだなってやみーペンはカエルを見てて思ってて、生きかたカエルは忙しいけど全然その忙しさに振り回されてないし、忙しくても好きなこと優先してて…やみーペンの「忙しい」の受け止めと全然違うんだよ。びっくり。生きかたカエルが忙しくても無理はしないように、先生も自分で自分の無理ないペースを守れる大人な気がするから、あまり先読みして遠慮しなくていいのかなあって思った。
いろんなことに敏感で、自分で自分を落ち着けることが難しい時期なのかなって、やみーペンも同じような時期があったから想像してる。そういう自分との付き合い方を少しずつ探していくためには、忙しくてもやり取りした方が近道なのかもなぁと最近考えたりしてた!

update 2024/4/6
Q.悩みを言うのも聞くのもどうでもいい。それなのに支援機関には「同じ悩みを持つ人」「共感」しか提示されず絶望している。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.共感性がなく、悩みを誰かに聞いてもらうこと(聞いてもらうこと自体を指す)も、誰かの悩みを打ち明けられることも心底どうでもいい、むしろ不快なのに、病院から支援団体までどこにいってももう「同じ悩みを持つ人」「共感」しか提示されず絶望しています

A.ウ・サギも、人間界で「共感」がもてはやされていることには否定的なタイプです。
でも、自分と似たような「感じ方」の人がいると少しうれしくなります。これは「同じ悩み」とも「共感」ともちょっと違っていて…「違和感」をシェアできる相手みたいなイメージです。また、湧きおこる違和感やもやもやを誰にも吐き出さないでいるとしんどくなっていくので、それを打ち明けたい(シェアしたい)とは思います。
質問者さんも同じような気持ちで、ここに質問を投げてくれたのかな、と勝手に想像しています。
自分とフィーリングの合うもの(人でも、芸術でも、環境でも、動物でも)に触れる時間を増やすこと、合わないものから逃げること。これがないと、治るものもなかなか治らないとウ・サギは経験的に思っているところです。
あなたのフィーリングにやさしいものに、あなたが巡り会えますように。(という願い自体がズレてたらすみません…)

update 2024/4/12
Q.わからないことがわからないとき、どうしたらいい?
この記事の担当 生きかたカエル

Q.わからないことがわからないとき、どうしたらいい?
相談機関は世の中に沢山あるけど、そもそも自分の困り事や望みがわからない・分類されたくないからどこに行けばいいかわからない。「あなたはどうしたい?」というただの質問が自分を追い返す壁に見える。

A.わからないことがわからない、それはまっとうな主張であり、主訴であるとカエルは思います。
でも、それが許されないような空気や現実を感じているのですね。

カエル的には、「わからないことがわからない」はある意味で真実であり、多くの人は「わからないことがわかった気になる」ことが得意になっていくし、ふりをすることが得をすることを学ぶのだと思っていました。
そして、「わからない」という重要な物事に目を向けなくなってしまいます。私たちを脅かす思考停止の第一歩なのかもしれません。

おそらく、あなたは確かさに厳密であり、その意図や深さについて周囲が気づいていないだけなのではないかと思いました。

相談機関の人たちが「わからない」の力についてもっと真摯に向き合い、安易にわかった気にならないようにする必要があります。少なくとも、真剣に悩む人の壁にはならないようにしたいものです。
貴重で鋭い質問をありがとうございます。

ちなみに、最近では相談窓口は分野ごとだけではなく、「何でも相談」という何が悩みなのかわからなくても相談できるところもあります。
ただ、そこでも「何にお困りですか」とまず聞かれることが多いかもしれませんが、堂々と「わかりません」「わからないから、相談してるんです」と伝えてみてほしいと思います。

update 2024/7/5
Q.相談窓口は、最後は結局「身近な人に相談してみましょう。」で終わる気がします
この記事の担当 生きかたカエル

Q.いろんな相談窓口があるけど、最後は結局「身近な人に相談してみましょう。」で終わる気がします。そんな人がいないからどうしようもなくて利用したのにな、と思います。どうやってそんな人を見つければいいんでしょうか。誰も信じられません。

A.おっしゃることはごもっともですね。
どんな相談窓口の人がどんな意図で「身近な人」を引き合いに出したか分かりませんが、最後の一言がそれであれば「これにて相談は終わります」のあいさつに近いような気がします。
言っている側が相手の気持ちに気づいていないことも多いと思いますので、「そんな人がいないから、どうしようもなくて利用したのにな」と伝えてもらえると助かります。ただ、言いにくいことではありますよね…苦笑
こうして、質問という形で教えてくれたので、これを見た相談に携わる人たちが我が身を振り返ってくれることを願います。

update 2024/8/22
Q.頑張り方がわかりません。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.頑張り方がわかりません。今困っていることは確かだけど、何をどう頑張れば乗り越えられるかわかりません。人に相談するのも苦手です。あまりにも何もわかっていないから相手を半ギレさせてしまう可能性があるからです。どうすればいいかずっと考えています。

A.困っているときに、何に困っているかをわかったり相談することはなかなか難しいことだとウ・サギは思います。というかそれができないから困ってるんだってば…!と言いたくなるくらいです。

何をどう頑張れば…というのも難しい話ですが、何をどう頑張るにしても(もしかしたら、心を休めることを頑張る必要があるかもしれません)、やはり自分を知るのがまず第一ステップのように思います。
「困っているのは確かなのですが、それをうまく言葉にできないので手伝ってほしいです」と伝えれば、まっとうな人ならキレずに協力してくれるはずです。周りに大丈夫そうな人がいなければ、今はSNS相談や電話相談なんかもいろいろあるので、使ってみるのも手だと思います。

こういった相談以外の場で吐き出してみるのもいいですし、他の生きづらい人の話を読む中で気づくこともあるかもしれないですし、いろんなものの力や知恵を借りて考えられたらいいのかも…?と思いました。

update 2024/9/3
Q.将来インターネット相談の受け手をやりたいです
この記事の担当 生きかたカエル

Q.私も将来、インターネット相談の受け手をやりたいです。
人を慰めたりすること、人が何を、どんな言葉を望んでいるのかよくわからない、こんな人間でもなれますか?

A.なるほど
カエル的には、相談は相手の望んでいる言葉を伝えることではないと考えています。相談は、相手が何を望んでいるのか、気づいたり、考えたりする「ささやかなお手伝い」をするものです。もし相談が救ってくれたと感じていたとしても、それは相談の力を借りて、本人が自分を救ったのです。
誰かが誰かを助けたり、救ったりすることはできません。(だから、誰かを助けたいといった自分の欲求や希望で相談をやるのは、あまり健全ではないとカエルは考えます)

「人の望んでいることがわからない」ことは、逆に相談には有利になるかもしれません。なぜなら、わからないことを相手に聞いて、一緒に考えることができるからです。
自分は「わかる」と思ってしまうのは、恐ろしいです…

update 2024/9/19
Q.ひとのこころがよくわからない私でも相談員になれますか?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.私も相談員になりたいです。
でも私は、ひとのこころがよくわかりません。
こんな人間でも、なれますか?

A.誰にでもこころはあるので、自分のこころのことを深く知っていけば、ひとのこころについて一緒に考えることもできる気がウ・サギはします。
最近読んだ何かに「コミュニケーションの基本は自分を知ること。自分を知ってないとコミュニケーションは始まらない」みたいなことが書いてあったのですが、自分的には納得度が高かったです。
だからひとのこころをわかりたいなら、自分のこころをわかるために、いろんなものに触れたりいろんな人と対話をしてみるのをおすすめしたいです。
この前似たような質問にカエルさんが答えていたので、よかったらこちらもご覧ください。

update 2024/10/2
Q.多くの人の居場所候補になりたいんですが私でもだいじょうぶですか?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.将来、心理カウンセラーみたいなことをしたいです。
理由は、私自身、辛くなったときに居場所が少なかったからです。
多くの人の、居場所候補になりたいんですが、こんな私もだいじょうぶですか?

A.ウ・サギは居場所をいる側も作る側もいくつか経験してきましたが、いてもいなくてもいいよの空気がある場所が落ち着いた気がします。また、人はどうしても相性はあるので、多くの人の居場所となりたいなら仲間がいた方がいいかと思います。
なので「私が」居場所候補になると気負いすぎず、「私自身が心地よい」場所やつながりをつくっていけばその先に「多くの人にとっての」居場所ができているかもしれません。

update 2024/10/15
Q.就労訓練に違和感を持ってしまい利用に進めません
この記事の担当 生きかたカエル

Q.就労訓練と呼ばれる支援サービスについて度々調べるのですが、意を決して実際に相談に行ってみても毎回違和感を持ってしまい利用に進めません。大多数の人たちがこなしている作業をこなせるように矯正させられる感じがとても恐ろしく感じてしまいます。

A.なるほど
とても、まっとうな感性だと思いました。
どんなことであれ、「そう感じる」ということはとても大切です。自分が感じていることを自分自身がしっかり受け止めていると思うからです。
ただ、就労訓練と言っても、いろいろなところがありますし、一人ひとりのスキルや特徴にあった訓練やサポートをするところもあるとカエルは思っています。
ただ、一般論として画一的な作業に適応させようとする傾向はあると思います。あなたの直感を信じて、そもそも自分に合うところはそんなに多くないから、どんなところがあるのか見てみよう的なマインドでいろいろ見てみるのも面白いのではないかと思いました。自分の観察眼と感性を磨く機会になると思いますよ。

update 2024/10/17