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Q.この春から社会人として働き始めたが休職することになった

この記事の担当 生きかたカエル

Q.この春から社会人として働き始めました。しかし働き方や業務内容にギャップがあり、落ち込んでしまう日々が続いており休職をすることになりました。
容姿や家族のこと、今までのいろんなことを思い出し生まれてこなければよかったのにと思ってしまいます。

A.ギャップというのがキーワードなのかなと、お見受けしました。
容姿や家族のことも、おそらく願いと現実とのギャップが関係しているような気がして、今まさにギャップをめぐる葛藤の総括をしているのではないかと想像しています。
今の環境が少しでも自分のことが理解され、認めてもらえるところなら、お休みを経て復帰するのもありかと思いますが、無理や過剰な適応を求められるところなら、環境を変えることもありなのかなと思います。

人は評価なく誰かとつながれる機会や、期待や要求がない状態で関われる人間関係や集団経験によって、安心や安全を得ることができるとカエルは考えています。つまり、周囲の人に評価なく認められる、条件付きではなく、単にいてもいいという扱いを他者にしてもらい、自分のことを受け入れたり、認めたりできるようになると思うのです。

その点、職場というのは労働を評価をされる場なので、難しさがあるとは思います。でも、職場によっては必ずしも評価ありきではないところもあるので、少しでも理解してもらっている感があれば、それは貴重な場所だと思います。
大人になると、職場が主な(唯一だったりもしますが)人間関係の場になるので自分を安全に保つことが難しいよなぁとカエルは思っています。
最近、子どもたちにもサードプレイスと言って、家でも学校でもない場所の必要が言われていますが、大人にも必要だと思っています。

update 2024/10/27