Q.発達障害かどうかってそんなに大事ですか?発達障害という言葉が濫用(?)されすぎていて、余計に生きづらく感じています。
A.カエルも発達障がいかどうかということそのものはそんなに大事じゃないと思っています。発達障がいというひとくくりにするのはおかしいと思うからです。ただ、何かしらの説明がないと理解してもらえない人たちや誤解されてしまうような人たちがいることは確かだと思います。そのうちの代表的なものが発達障がいだと理解しています。
だから、発達障がいと説明したらこれまでよりわかってもらえるとか、誤解されなくなるのなら使えばいいと思いますし、別にそうした説明が役に立たないと思ったら使わなくてもいいと思います。そもそも、発達障がいかそうじゃないかというより、個人はそれぞれ違っていて、それなりの得意不得意もあり、感じることも考えることも違うし、その人なりの道理や背景や考えがあることを多くの人たちが理解するような世の中になれば、いちいち診断をしなくてもいいように思います。
でも、ちょっと人と違っているだけであれこれ言われたり、普通は~~とか当たり前には…などと、標準化を求められるようなクセはなかなかすぐには変わらないのかなと思うところもあり、だからこそ、不本意ではあるけれど、ある種の特徴を持った人たちをグループにして名前を付けて、わかりやすくし、社会サポートが届くようにしようとすることは必要な側面があるとは思います。
ただ、あなたのようにモヤモヤする気持ちもわかあるので、こうして議論できる機会があるのがいいですね。