Q.私は自分自身や、人間関係、物事を深く考えることができる強みがあると自覚しています。しかしそれが裏目に出てしまい、辛いです。
A.ウ・サギも物事を深く考える力や習慣がたぶんある方だと思いますが、考える力の強みであると同時に弱みでもあるのが、自分の中の指標や正しさが固まってしまう、という部分なのかなと感じています。
世の中には、フィーリングで生きる人もいるし、感情を優先して動く人もいるし、それぞれに事情や個性があります。いろんな種類の正しさがあるし、正義が通らないことも多いし、見えてるものも感じているものも人の数だけあります。だから・・・何が言いたいかというと、自分の中の正しさが強く存在しすぎると、「正しくないこと」が多くて現実の受け止めがストレスフルになるよね、ということです。(質問の補足に書かれた内容も込みで想像すると、そういった状態にあるのかなと読み取っています)
ちょっと話が飛ぶのですが、この前ウ・サギは「優れたAIでも、適切な情報を、十分な量読み込ませてあげないと活躍できない」というような話を聞きました。深く考えることができる=優れたAI、と仮定すると、裏目に出てしまうのは、適切な情報を十分な量読み込むのがまだできていないからかも・・・?とちょっと思いました。もしかしたら、例えば違う国や文化の人との交流など、今の自分の概念をぶっ壊すようなデータを新しく取り込んでみると何か変化があるのかもしれません。
とはいえ、そんな理屈は一旦置いておいて、辛いものは辛いですよね…。お茶とお菓子を出して、考えるタイプあるある苦悩みたいな話を本当はしたい気分です。