Q.すごくいい質問を思いついたはずなのですが、忘れてしまいました。
A.忘れることは、カエル界で優れた才能として認められています。
Q.すごくいい質問を思いついたはずなのですが、忘れてしまいました。
A.忘れることは、カエル界で優れた才能として認められています。
こんにちは。お久しぶりです。ウ・サギです。
ナラティブ講座の2回目をやっていきます。といっても、自分でさえ前回の内容を忘れているのですが…(苦笑)
前回→①ナラティブとは
簡単に復習をしておくと、ウ・サギの理論におけるナラティブは、「その人の感じていること」というのが本質で、体にも、その人の慣れ親しんだ生活環境や文化も含まれます。
※このナラティブ理論はウ・サギオリジナルなので、他の理論や本などに出てくるものとは定義が少し違うかもしれません
そして、否定されたり禁止されたりすると傷つくものほど、自分にとって大事なナラティブなんだ、という話を前回はしました。
では、例えば大事なナラティブってなんでしょう?
よくあるのは、何が好きか(何に自分にとっての価値があるか)、何を考えて行動したか、あたりかもしれません。
これをないがしろにされたら、どう思うでしょうか?
自分が好きなものを、「恥ずかしい」「そんなもの価値がない」と言われる。やりたいことをやめさせられる。比べて否定される。
自分なりに考えて行動したことを、その考えも聞いてもらえずに否定される。または逆に「偉いね」などと、考えを聞かずに肯定(評価)されることも、時にはダメージになるかもしれません。
自分の親をいわゆる「毒親」だと感じる人は、親のナラティブ(何に価値を置くか、子どもの考えや行動をどう解釈するかなど)に、自分のナラティブを押さえつけられてきたのではないでしょうか。
そして、今の社会は巨大な「毒親」と呼んでもいいと思います。
本人なりの考えや事情が本当はあるものを、「甘え」「努力不足」と意味づける。
何を求めて生きるのか、何に価値を感じるかは人それぞれなのに、「向上していくこと」「貢献すること」「社会的に認められること」などが正解として用意されている。
能力の形も、自分に合うライフスタイルも多種多様なはずなのに、「他の人と同じように出来ること」「普通に働くこと」を求められる(そういうプレッシャーをかけてくる、残念なことにそうしないと暮らしていけない場合もある)。
なんだか書いているだけで…気持ちが弱ってきます。
この社会からのナラティブの押しつけが、まさに「死にたい」を作り出している犯人だとウ・サギは思っているのですが、続きはまた今度。
【今日のつぶやき】
ナラティブ講座は毎週金曜に更新していく予定です。あくまで、予定です。
生きかたカエルがリスナーからのなんでも質問に答える超社会派深夜番組「生きかたカエルのなんでも質問ラジオ」から、愉快なシーンを切り抜いてみました。
次回放送は7月2日(土)24時~予定。質問お待ちしています…!→生きかたカエルのラジオお便り(2024年2月から募集を停止しています。質問ラジオは一回休止し、解剖ラジオを月1放送中です)
ウ・サギは長い間、生きづらさや暴力の本質を考えてきました。
何が人の力を失わせ、心を病ませていくのか。どうすれば人は力を取り戻し、心を回復させていけるのか。人々が尊重し合う社会にするためには、どうしたらいいのか。考えて考えて、最近自分で作り上げた仮説が、ナラティブ理論です。
このシリーズでは、ナラティブ理論について、解説していきたいと思います。
ナラティブは、「物語」「語り」を意味する英語です。
でもウ・サギのナラティブ理論で使うナラティブはもう少し広い意味で、その人が感じていることが本質になります。代表的なものでいうと、何が心地よくて、何が耐え難いほど苦痛で、何を愛したり大切にしていて、何に違和感を抱いているか…等です。だから言葉をもたない人も等しくナラティブをもっています。また、ナラティブは心だけではなく、体にも宿りますし、その人の慣れ親しんだ生活環境や文化も含まれます。
つまり、ある日何の説明もなく交渉の余地もなく、「それはダメなものだからもうやめなさい」と禁止されたり、「それは俺が好きにしていいものだ」と支配や管理されたときに、大きいダメージを受けるだろうものほど、自分の大切なナラティブといえるかもしれません。
人は生きている限り誰しも、ナラティブをもっています。そして、人が病まずに生きるためには、ナラティブが周囲に認識されて、対等に尊重されることが必要です。
じゃあ何が対等で尊重なのかという話は、長くなってしまうので、ひとまず今回はここで。
ナラティブ理論について、疑問やもやもやがあれば、ウ・サギの質問BOXにどうぞ(公開になりますが、回答します)
【今日のつぶやき】
いつも文章が長く難しくなるのが悩みです。ウ・サギはこれでは文章が短すぎて物足りないのですが、やみーペンにはこのくらいが限界と言われました…
Q.さみしいときどうすればいいですか?
A.さみしい時は…ジェラート食べるよ!!
冷たさでさみしい気持ちはどっかに行くんだよー。
でも、すぐ帰ってくるからさみしいはさみしんぼだね。
Q.暇すぎ死んじゃいそうだけど何もやりたくない。こういうときどうする?寝る以外で
A.我は妄想をするよ!「妄想の限り人は果てしなく自由だ。妄想なら何をしても構わない」と仲間の生きかたカエルも言ってた!
Q.整形賛成派ですか?反対派ですか?
A.カエル界は顔のつくりによって、損をしたり、得をしたりすることがないので、整形は想像がつきません(腕のいいドクターもいない)
人間界には顔を変えたいと思う人がたくさんいるようだけど、その理由をちょっと考えてみたいと思います
Q.生きるってなんでこんなにしんどいんでしょうか
A.それは、生きようとする何かしらの意志と物事を受け止めようとする感性をもっているからだと、カエルは思うのです。
うさえながレンジャーーーーー!!
(我はネクタイをたくさんもっているよ)
ぴょんにちは。
我は生きづLABOの所長、うさえながなり~~。
自己紹介は、とくにない!
よろしくね~
はじめまして、こんにちは。ウ・サギです。
半分サギで半分ウサギです。だから耳が長くて、泳げなくて、空も飛べません。
半分ウサギですからね。
もともとは、三途の川の畔で暮らしていたのですが、何せ泳げないし、空も飛べないしで、向こう側に行けず・・・。あ、三途の川って結構深くて流れも速いんです。怖くて。
向こう側に渡りたいと思い続けるのに疲れたので、ここの仕事に応募して無事に採用されて、今はひたすら仕事に集中しています。
特技はネガティブなことを考え続けることで
趣味はお絵描きと読書
苦手なものは大きい音です。
よろしくお願いします。
はじめまして。世創り族総長の生きかたカエルです。
おかしな格好してますが、めちゃくちゃ真面目にやってます。
気付いたら、世の中の生き方を変えたくて、支援とか(カエル的には支援しているつもりは全然ない)をやり始めてました。
もはや、仕事なのか、活動なのか、研究なのかわかりません。
世の中の真実は「生きづらい」と感じる人たちが知っています。
一緒に世創りをしましょう。
規格外のタフさがうりですが、タフさの源は食べることです。
美味しいものの情報(レシピ、お店)があれば生きかたカエルの質問BOXまで教えてください。
こんにちは!やみーペンです。はじめまして~。
やみーペンは母ペンギンとちょっとうまくやれてない時に、生きかたカエルに拾われて(?)一緒に所長代理をするようになったんだよ~。びっくりだよね。
暑いのが得意じゃなくて、いっつも大好きなジェラートを食べて体を冷やしているよ!お腹のは…ジェラートのシミってことにしておいてね!! 美味しいアイス情報(ここに送ってね)待ってるよ~。