Q.一生治らない病気を持っているのですが、常に病気に気遣いながら生活するのがつらくなってきてしまいました。
A.常に何かに気を遣いながら(他の多くの人の抱えていない不自由を抱えながら)生活すること、そしてそれが一生続くだろうことは、独特な重みのあるつらさのようにウ・サギは感じます。
だから安直に励ましも慰めもできないなと思いつつも、吐き出せる場所でどんどん「つらい」と言ってくださいと伝えたくなりました。
Q.一生治らない病気を持っているのですが、常に病気に気遣いながら生活するのがつらくなってきてしまいました。
A.常に何かに気を遣いながら(他の多くの人の抱えていない不自由を抱えながら)生活すること、そしてそれが一生続くだろうことは、独特な重みのあるつらさのようにウ・サギは感じます。
だから安直に励ましも慰めもできないなと思いつつも、吐き出せる場所でどんどん「つらい」と言ってくださいと伝えたくなりました。
Q.恐らく一年くらい前から鬱症状と言われるものはありましたが、心療内科に行くことも嫌で拒んでいました。会社を辞め今は家に引きこもっています。仕事をしなきゃとは思ってますが、行動ができずにいます。
A.「嫌で拒んでいました」って何かかっこいいね!使いたい!
「我は仕事が嫌で拒んでいました」
うん、かっこいい~
*生きかたカエルから補足*
カエルの私見ですが、医者が患者のコンディションがわかるかと言うと、あまり期待はできないかと思います。
医者が役に立つのは、お墨付きをくれて、対外的におさまりが着くあたりかと思います。
今は動けそうもない時には、その事情を説明して「今は仕事をせず、休みましょう」と言ってもらう役としてはかなり有効です。「今、私はどうしても働けないのです」より「ドクターストップがかかっていて」という方が対外的にわかりやすいのです。でも、カエル的には「今は働けないと私は思う」の方が大事だと思うのですが。自分の罪悪感や焦りにもお墨付きは有効です。
カエルの友人の信用できる精神科医は医者には過剰な期待をせず、便利に活用してほしいと話していたので、それを思い出しました。
Q.承認欲求が強すぎるのに、承認を得られそうな活動(創作活動など)をする体力も残っていない状態で困っています。ただただ心の中で「褒められたい!愛されたい!」と叫ぶだけの日々です。
A.叫ぶだけで何とかなるのなら、叫ぶ日々も悪くないように思います。
活動ができないほど体力が少ないのに、湧き出てくる強い承認欲求の源泉はどこなのか気になりました。強すぎる承認欲求は与えられる承認で解消しようとしても、更に強くなる傾向もあるようです。
欲求の源をたどる必要があるのかもしれません。
Q.私はすごく運動が苦手です。大半の人ができることでもできないことのほうが多いです。でもできる人は練習すればできるようになるとか努力すればとか言います。なんでできないのと言う人もいます。自分でもなんでか分からないのでどうすればいいのでしょうか。
A.背が高い人もいれば、低い人もいるのと同じように運動の苦手や得意の違いはあると思います。だから、無理にできるようにならなくても、いいように思います。なんでできないのと言う人がいたら、逆に「なんでできるの」と切り返してみてください。どちらもそれほどの理由はないのです。
できる人もいれば、できない人もいる。それは自然なことです。
人間界はできるできないに随分とこだわる動物だなぁといつも思っています。
Q.私は女です。男の子の友達がいて、席が近くてずっと喋ってたら、イチャイチャしてるって言われました。あと、男女比4:1で友達の家に遊びに行くときも、「え?やばっ。」って言われました。ただ普通に喋ってたり、遊んだりしているだけなのに・・・
A.席が近く、ということは学生さんでしょうか。
あるあるだと思うと同時に、そんなのがあるあるじゃ困るよなぁ…という感想を抱きました。
性別なんてたまたま与えられた属性の一つでしかないのに(血液型みたいなものだと思っています)、どうしてここまでいろいろ余計な意味がつくのでしょう・・・。
あなたは何もやばくないとウ・サギは思いましたし、「やばっ。」と言う子に対しては、どうしてやばいと思うの?と、きちんと良識的な大人が対話できたらいいのにと思います。
あなたの普通や自然体を応援したいです。
Q.親が、喧嘩します。話して解決とか言ってるくせに怒鳴ったり、自室へひきこもったり、むししたりしています。呆れています
A.むしは困っちゃうなあ
親のことは生きかたカエルがくわしいから聞いてみる!
*生きかたカエルから補足*
大いに呆れましょう
親を客観的に見て、呆れられるのは大したものです。
あなたのその呆れる感性をわかってくれそうな大人を見つけたら、キープしてください。(大人じゃなくても、いいのですが)
Q私は体が女なのですが、しっくりきません。かといって男もしっくりきません。女性と言われることに抵抗感があります。もやもやします。どうすればいいと思いますか?
A.アイデンティティにおける性別は女・男の2種類ではなく十人十色だと思うので(体についても性分化疾患がありますね)、どちらもしっくりこないのも自然な感覚だと思うと同時に、男女どちらかを選ぶような世の中に改めて問題があると感じました。
ちなみにウ・サギは自分の性別を「ウ・サギ」だと思っています。一応生き物としては♀ですが、勝手に女として扱われるのもイヤだし、男になりたいわけでもなく、自分は自分でありたいです。
性別は「自分がどうありたいか」の問題でもあると思いますが、案外「周りにどう見られたいか/見られたくないか」の方にポイントがあるような気もします。
もし周りからの扱いやメッセージがもやもやの多くを占めるなら、性別を男女の2種類みたいに扱わない人や場所を見つけると少し楽になるかもしれません。
Q.頑張り方がわかりません。今困っていることは確かだけど、何をどう頑張れば乗り越えられるかわかりません。人に相談するのも苦手です。あまりにも何もわかっていないから相手を半ギレさせてしまう可能性があるからです。どうすればいいかずっと考えています。
A.困っているときに、何に困っているかをわかったり相談することはなかなか難しいことだとウ・サギは思います。というかそれができないから困ってるんだってば…!と言いたくなるくらいです。
何をどう頑張れば…というのも難しい話ですが、何をどう頑張るにしても(もしかしたら、心を休めることを頑張る必要があるかもしれません)、やはり自分を知るのがまず第一ステップのように思います。
「困っているのは確かなのですが、それをうまく言葉にできないので手伝ってほしいです」と伝えれば、まっとうな人ならキレずに協力してくれるはずです。周りに大丈夫そうな人がいなければ、今はSNS相談や電話相談なんかもいろいろあるので、使ってみるのも手だと思います。
こういった相談以外の場で吐き出してみるのもいいですし、他の生きづらい人の話を読む中で気づくこともあるかもしれないですし、いろんなものの力や知恵を借りて考えられたらいいのかも…?と思いました。
Q.どうして、親は大きな声で、喧嘩するの?
A.「どうして」という理由が分かったら、大きな声で喧嘩をしないような対策ができそうに思ったのでしょうか。おそらく、大きな声で喧嘩されることが嫌だし、やめてほしいと思っているからこそ、「どうして」という気持ちになっての質問かなと思っています。
「どうして」なのかはカエルにもわかりませんが、もしも、嫌だし辞めてほしいと思っているとしたら、ぜひそのことを親に伝えてほしいと思います。
親自身が「大きな声で喧嘩している」とか「見ている子どもとしては怖いし辞めてほしいと思っている」ということに気づいていない可能性があります。
ただし、そんなことを伝えたら自分に何か不利益なことが起こりそうだと想像される場合は伝えるのは辞めて、信頼できる他の誰かに相談する(話してみる)ことをお勧めします。
Q.弟に依存をされている気がします。消耗し合うような関係性を辞めたいです。お互いにとって良い選択は何でしょうか。
A.依存をされているような気がすることと、消耗し合うような関係性を辞めたいということを自覚している時点で解決のスタートラインに立派に立っているようにお見受けしました。
ただ、現実的に難しい事情もあるが故、「分かっているけれど、どうにもならない」という気持ちもあるのだろうと推察します。
大切な点として
①第三者に手助けしてもらうこと
②物理的に離れること
この2つが挙げられると思いました。
カエルとしては、あなたがこのように自覚し意思を表明している点を根拠として、あなた自身が家を出ることを推奨したいです。(家を出るための参考記事はこちら)
弟さんのことは心配かと思いますが、それは第三者(支援者)に任せていいと思います。