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カテゴリーQ&A
Q.今日死のうと本気で思うのになぜかいつも結局死なない。私は本当に死ぬ気がないのか?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.何回も、今日死のうって本気で思うのに、なぜかいつも、結局死なないまま次の日を迎えます。私は、本当に死ぬ気がないのでしょうか?

A.実はですね、私たちが心で思うことというのは、いつもちょっと嘘のことが多いのです(ウ・サギ調べ)。嘘だというよりは、正確な真実ではない、まだまだ隠されている気持ちや背景がある、という表現の方が正しいかもしれません。
ウ・サギは、「死にたい」には「安心して自分らしく生きられないくらいなら、死にたい」という条件が入っていると思っているし、そこには「自分らしく生きられる世界もどこかにあるのではないか」という期待がほんの少しだけは入っていると思います。
あなたの「今日死のう」にも、その言葉では表しきれない複雑な感情や、時に矛盾した思いも含まれているのではないかと思うのですが、どうでしょうか。

だから、あなたは本当は死ぬ気はないと同時に、本当に死ぬ気もある、とウ・サギは考えます。

update 2025/1/28
Q.生きづLABOには、毎日・毎月どれくらいの数の質問が届くの?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.生きづLABOには、毎日・毎月どれくらいの数の質問が届くんですか?いつも色々な質問に回答していてすごいなーと思って見ています。これからも応援しています。

A.応援ありがとうございます。(こういうことを言われると、所長たち一同、素直に嬉しくなっちゃいます)
今質問BOXのフォームを見てきたのですが、2024年2月21日に初めての質問がきて、合計は302件になっていました。
全期間で平均すると、1カ月で25~30件という感じですが(大体1日1件ですね)、最近はペースがちょっと上がっているので、1週間に10件前後来ている気がします。

update 2025/1/28
Q.私は日本人なのに、どうして先生は私が話せない言語で話しかけてくるのか?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.私は日本人なのに、どうして先生は私に、私が話せない言語で話しかけてくるんですか、、、?
せめて学校の共通言語である英語で話しかけてほしいのに、、、

A.補足:クラスの大多数の人が同じ言語圏(質問者さんの話せない言語)であることから、先生が数人に指示する際に、その言語のみで済ませてしまう。また、質問者さん一人に話しかけるときも、たまに話せない言語で話しかけてくる、とのことでした。

ウ・サギは想像を語ることしかできませんが、
・先生がうっかり屋で、英語でも話す必要があったのをつい忘れてしまう
・慌てたり余裕のない中で指示を出していて、英語での指示が抜けてしまう(これはウ・サギもやってしまいそう…)
・指示を2回出すのをちょっと面倒に感じて、英語での指示をサボっている
・話せない言語なのは知っているが、あなたがリスニングはできると勘違いしている
・(一人に話しかけるときもやってしまうのは)自分が何の言語を話しているかもはや無意識で、英語で話しかけたつもりでいる
等々、悪気はないパターンが多く浮かびました。

いずれにせよ、先生に悪気がないのであれば、あなたが「その言語での指示だとわからなくて困ります。英語での指示もしてください」と伝えれば改善はされるようにウ・サギは思います。
もしその先生に話が通じなくても、生徒にわかるように指示するのは学校の大切な仕事なので、他の先生に伝えてみたら、誰か改善のために動いてくれる人はいると思われます。

これは本当に大人の良くないところなのですが、多くの人を相手にしていると、困っている一人に気づかないことがどうしてもあります。
困って弱っている状態で「困っています」と声を上げるのは大変かとは思いますが、伝えやすい人に、伝えやすいやり方でいいので、教えてくれると助かります。
本当は大人側が、もっと言いやすい雰囲気や関係性を作れたらいいのですけどね…すみません。(大人を代表して、代わりに謝りたい気持ちになりました)

update 2025/1/30
Q.ネット上で相談された時の返し方のポイントを教えてほしいです
この記事の担当 生きかたカエル

Q.ネット上で相談された時の返し方のポイントを教えてほしいです
実際に会って相談された時の返しとネット上で相談された時の返しだと返し方のポイントってかなり違うと思っているのでぜひ教えていただきたいです

A.ネット上とは、つまり文字で返すということのポイントという理解で回答しますね。
実際に会って話すときと、文字でのやり取りの大きな違いは後からも残る(①何度も読み返せる)ということのようにカエルは思っています。
また、文字の情報は視覚として入ってくるので、相手のとらえる印象も異なります(②見える情報として伝わる)。
そして、その場で話す場合は相手の反応を見て、修正をしたり、確認をしたりできますが、ネット上の場合(チャットみたいなことならそれができるかもしれませんが)はそれが難しいこともあります(③一方通行的になることが多い)。
それらを考え、ポイントをいくつをいくつかまとめてみました。

ポイント1
断言や断定はできるだけ避けて、こんな可能性や考え方もあるかも…ということを、自分の意見だけではなく、他の人たちから見聞きしたことを含めて、幅広くアイディアや意見が考え方があることを伝える。

ポイント2
断言や断定が必要だと思った時でも、「私は」という主語をつけたり、「あなたはどう思いますか?」と問いかけたりと、押しつけにならないようにする。また、少し強めに書いた後には(ちょっと力が入ってしまいました)など、心の声を( )で付け加えるのも効果的かと思っています(実際に会っているときの表情の代わりのようなものかと思います)。

ポイント3
できるだけ対等に上から目線や下から目線にならないよう、フランクに。カエルは相談というスタンスが好きではないので、同じく悩める仲間としてやりとりすることが大切だと思っています。相談というと、受ける人が何だか偉くて、相談する人が弱くて助けられる人になってしまいがちなので、そういう関係にならないように気を付けます(これは、ネット上かどうか関係ないかもですね)。

ポイント4
その人を苦しめている価値観や常識を強化することは伝えない。〇〇しなければならないという縛りで苦しんでいる人に「〇〇した方がいい」とか「これが当たり前」というメッセージが伝わってしまわないかどうかチェックします。そういうつもりがなくても、そういう風に読めてしまうこともあるので、何度か読んでみてニュアンスが正確に伝わるよう、誤解されないようにしてみます。

他にもいろいろありそうですが、今回はこれくらいで…
ちなみに、カエルは数匹のおたまじゃくしに「カエルさんは、文章だととてもやさしそうに感じます」と言われたことがあります…苦笑
どうやら、実際に話すよりも文章の方がやさしいカエルになるようです!!

update 2025/1/30
Q.フラッシュバックが収まりません。どうしたらいいでしょうか
この記事の担当 生きかたカエル

Q.フラッシュバックが収まりません
親に虐待されたとき(今は里親に引き取られて幸せです)のことを思い出してしまいます。
どうしたらいいでしょうか

A.今は幸せとのこと、何よりです。
フラッシュバックってやつは少し安定した状況になると、安心して出てくるやつなのですよ。厄介なやつですが、憎めないやつでもあるとカエルは思っています。
無理に抑えようとせず、フラッシュバックが今出てきたいんだなぁと受け入れてみて(可能な範囲で)、今の自分を感じることのできる深い呼吸とか、身体の動きとか、聞こえる音(音楽)に身をゆだねられることがあれば、やってみてください。

update 2025/2/2
Q.つらくなるとジャンクフードを沢山食べたくなる。食べてもいいと思う?
この記事の担当 うさえなが

Q.つらくなるとジャンクフード(ポテトチップスやハンバーガー)を沢山食べたくなります。いつも我慢するけど、我慢するのも疲れてしまいました。そういうとき、食べてもいいと思いますか?

A.もちろん!
食べたいものは、食べる~

*生きかたカエルから補足*
カエルも、食べてもいいと思います!
つらいときでも、つらくないときでも、食べたい物を食べるのは自分の心身に素直になることだと思うので、とりあえずカエルはいいと思うのですよ。
特にジャンクフードは嫌なことをマヒさせるような効能があるようだから、大人がお酒を飲んで憂さ晴らしをするとか、タバコを吸ってスカッとしたいというのと代わらないのだろうと思っています。
何より、こうしてそのことを自分でわかっていて、質問箱あてに伝えられる状況ですから、いいと思います!

update 2025/2/2
Q.ふいに涙が出たり、ちょっとしたことでも心にささり、夜は特に急に死にたくなって苦しい。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.不意に涙が出たり、ちょっとしたことでも心にささって、泣きそうになるし、実際に泣いてしまうときもあります。夜は特に、急に死にたくなって苦しくなります。一人っ子なので、ずっとひとりで抱えています

A.涙が出たり、急に死にたくなったり、苦しいということは、心がちゃんと悲鳴をあげて、SOSを出しているのですね。つらいことではあるのですが、感情が働いている証拠なので悪いことばかりではないとカエルは思います。
そして、ずっとひとりで抱えていたことを生きづLABOに届けてくれて、カエルは嬉しいです。
所長たちは一緒に近くにはいることはできないけれど、離れていても仲間だと思っているし、いつも質問を待っています。
きっと生きづLABO以外にもつらい気持ちを分かち合うところや人はほかにもあるし、いると思うから、分かち合いのつながりが広がれる方法をこれからも考えていきたいと思います。

update 2025/2/2
Q.自分をコントロールできません。不安になったり苦しくなったり。どうしたらいいですか。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.自分をコントロールできません。不安になったり苦しくなったり。どうしたらいいですか。助けてください。

A.「助けてください」の叫びを発することは、自分を助けるための大きな一歩だとウ・サギは感じるので、しっかり受け止めたいと思いました。

自分以外の誰かを助けることはたぶん誰にもできない(自分を助ける力をもっているのは自分だけ)とウ・サギは思っているのですが、その人が自分を助けようとする気持ちを支えること、具体的な試みをサポートすることなどはできるし、それぞれが自分のできる範囲の手助けしていけたら、生きづらい世界はだいぶマシになるのではないか?と思っています。

生きづLABOにできることは何なのでしょうね…。とぐるぐる考えていたら、生きかたカエルが前の質問の回答でそれを書いてくれていました。
ウ・サギは質問をくれる皆さんのことも、サイトを見ている皆さんのことも、生きづLABOをつくっている仲間だと思っています。

update 2025/2/2
Q.同級生と先輩が悪口を言っている。その環境からは逃れないけど、共感はしたくない。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.部活で一緒に活動をしてる同級生と先輩が悪口を言っています。その環境から逃れないけど、共感はしたくない。どうしたらいいですか。

A.あなたの気持ちを応援したくて、どうしたらいいか一生懸命考えたのですが、曖昧な答えしか浮かばなかったので、しばらく考え込んでしまいました。

考えて、自分を振り返ってみると、ウ・サギは心が未熟だった頃、わりと罪の意識なく陰口を言っていたのを思い出しました。でも、ある日友達に「もうそういうのやめようよ。(陰口の対象となっている相手が)可哀想だ」といったようなことを言われてやめたので、当時の自分から何かヒントが見つかるのではないか?と思いました。
やめたのは、その友達との関係を壊したくなかったのもありますが、「なんか陰口を言うこと自体に冷めちゃった」みたいな感覚があったのを覚えています。たぶん陰口が「気軽に共感し合えるネタ」になっていた部分に楽さや依存性があっただけで、相手のことが強く嫌いなわけでも、攻撃したいわけでもなかったからかなあと今考えてみると思います。

だから、もしあなたの身に危険がなさそうなら、「共感したくない・できない」と一度伝えてみるのはありだと感じました。
そこまでは難しそうなら「そうかなあ?」くらいの、肯定はしない態度でいるだけでも、意味はあるとウ・サギは思います。そういうちょっとした意思表示は、悪口を言っている人には何も響かないかもしれませんが、あなたと同じようにもやもやしている人(案外身近にもいるかもしれません)にはきっと届きますし、そうやっていつか悪口に共感したくない仲間が見つかれば、対処法の選択肢はぐんと増えると思います。

でも、悪口を言う側もまた、心の問題を抱えていることも多いので、世界は難しいです。

update 2025/2/2