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Q&A > ウ・サギ回答のQ&A
Q.生きづLABOには、毎日・毎月どれくらいの数の質問が届くの?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.生きづLABOには、毎日・毎月どれくらいの数の質問が届くんですか?いつも色々な質問に回答していてすごいなーと思って見ています。これからも応援しています。

A.応援ありがとうございます。(こういうことを言われると、所長たち一同、素直に嬉しくなっちゃいます)
今質問BOXのフォームを見てきたのですが、2024年2月21日に初めての質問がきて、合計は302件になっていました。
全期間で平均すると、1カ月で25~30件という感じですが(大体1日1件ですね)、最近はペースがちょっと上がっているので、1週間に10件前後来ている気がします。

update 2025/1/28
Q.今日死のうと本気で思うのになぜかいつも結局死なない。私は本当に死ぬ気がないのか?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.何回も、今日死のうって本気で思うのに、なぜかいつも、結局死なないまま次の日を迎えます。私は、本当に死ぬ気がないのでしょうか?

A.実はですね、私たちが心で思うことというのは、いつもちょっと嘘のことが多いのです(ウ・サギ調べ)。嘘だというよりは、正確な真実ではない、まだまだ隠されている気持ちや背景がある、という表現の方が正しいかもしれません。
ウ・サギは、「死にたい」には「安心して自分らしく生きられないくらいなら、死にたい」という条件が入っていると思っているし、そこには「自分らしく生きられる世界もどこかにあるのではないか」という期待がほんの少しだけは入っていると思います。
あなたの「今日死のう」にも、その言葉では表しきれない複雑な感情や、時に矛盾した思いも含まれているのではないかと思うのですが、どうでしょうか。

だから、あなたは本当は死ぬ気はないと同時に、本当に死ぬ気もある、とウ・サギは考えます。

update 2025/1/28
Q.家族から大切にされてないと感じてさみしい
この記事の担当 ウ・サギ

Q.家族から大切にされてないと感じてさみしい
この気持ちはどうすればいいですか

A.さみしい・・・切実で、行き場のない気持ちだよなぁとウ・サギは思います。
どうすればいいかは、ウ・サギもうまく答えは出せないのですが、気持ちはどこかに表現し、受け取ってもらう(理解し、承認される)ことがまず何よりも大事なように感じますし、生きづLABOの質問もそういった存在になれたら、と考えています。

その上で、もっと解決を目指して進んでいくなら、色んな道があるとは思っていて
①家族以外の誰かに大切にされる方向で満たす
②自分のさみしいを分析・分解して、解消できそうな部分を探す
③創作で発散、表現する(心理学で「昇華」といわれるやり方です)
④自分の想いを家族に伝えてみる(これが最も正攻法といえばそうなのですが、難しそうだから質問を送ってくれたのかなとは想像しています)
などが浮かびました。

ただ、どれをやるにしても、時々気持ちを話して自分を振り返る機会をもつことが大切だと思うので、またよかったら質問も使ってください。

update 2025/1/28
Q.Xジェンダーでパンセクシュアル。とにかく性別で区別されることがいやすぎる!!
この記事の担当 ウ・サギ

Q.Xジェンダーでパンセクシャル。とにかく性別で区別されることがいやすぎる!!

A.人間界は性別で区別されることが、あまりに多いですよね・・・。
最近は違うところもあるのかもしれませんが、学校の整列は男女で分かれるし、男女区別つける必要性がないものでも性別欄が男・女しかないのもちらほら見かけます。
制服は男女で違うし、きょうだいや祖父母は普通だと男女別の呼び名になるし、「女子」とか「男性陣」とかくくられることも多いし、「誰でもトイレ」はまだ無いところも多いし、性別を意識しないで過ごせる日はほぼないと思われます。
(でもウ・サギもそれが当たり前の光景すぎて、誰かがいやな思いをしているのに気づかないこと、やらかしていることもあります・・・)

性別の区別が全くない世界はないかもしれませんが、区別が少ないコミュニティならあるし、ウ・サギの周りは比較的そうです。
あなたの年齢や環境はわかりませんが、これから成長して(つながっている人が増える、頼るのが上手になる、いろんなしがらみから自由になる・・・)属するコミュニティの選択肢が増えると、いやすぎることが少ない世界で生きられる可能性が上がってくるとは思います。

update 2025/1/27
Q.過去のほうが楽しかったと思うのは思い込みですか。今がしんどいからそう思うのでしょうか。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.過去のほうが楽しかったと思うのは思い込みですか。
今がしんどいからそう思うのでしょうか。

A.ウ・サギは過去のほうが楽しかった派閥ですし、自分については、昔より楽しい未来は訪れないと断固思っています。(今がしんどいわけではないので、これはこういう個性なのかもしれません)

今がしんどいから過去のほうが楽しかったと思うのかは諸説ですが、今がしんどいと過去に気持ちが向くのが止まらなくて(あの頃はよかった、どうしてこんなことに、あれがいけなかったんだ、あれさえなければ…)向きすぎて、苦しくなっちゃうことがある気がするな…と自分の経験からは思います。
そして、それは自分の傷つきを十分に言えなかった、整理できていない状態のときに起こることのように感じています。

だからウ・サギは、今のあなたがしんどいということだけはとても確かな事実だと感じたし、溜まった気持ちや思考を表現していくことをおすすめしたくなりました。よかったらまた質問をください。

update 2025/1/24
Q.少しでも気分が楽になればと思い外に出たが、ショックなことがあった。どう気持ちを整理したらいいか。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.家族と同居の家が居心地悪くて、少しでも気分が楽になればと思い外に出たのですが、外でショックなことがありました。この気持ちのまま家に帰るのはつらいです。どう気持ちを整理すればいいですか。

A.所長室は回答までに少し時間がかかっちゃうので、家に帰るのに間に合わずすみません。
期待していたことがなくなってショックなときは、新しく「ちょっと嬉しい・贅沢なこと」を追加して対処することがウ・サギは多いです。好きな飲み物を買うとか、読みたかった本を借りるとか、無料で読めるまで待っていた漫画に課金しちゃうとか、本当はしたいけど面倒でやってなかったor我慢してたものを一つ解放します。

家族と同居の家が居心地悪いのは、しんどいですね…。
メンタルの健康は環境に左右される部分が大きいと感じるので、家以外の居場所がたくさんあって、家を出るのも簡単な世の中だったらどれだけの人が救われるだろうか…と思うウ・サギです。

update 2025/1/22
Q.母が精神科やカウンセリングにかかる人を馬鹿にしているが、私は努力してる人だと思っている
この記事の担当 ウ・サギ

Q.母が精神科とかカウンセリングにかかる人を馬鹿にしてるのですが、私はそういう人は今ある状況を打破したくて努力してるすごい人だと思ってて、ここの人なら共感してくれるかなと思ったんですけど率直にどう思いますか?

A.あなたの意見に賛同です。(そして、共感してくれると思ってくれたことに光栄な気持ちになったウ・サギです)

精神科に行くのでも、引きこもるのでも、自傷行為をするのでも、自分を自分で助けようとしてやっていることだとウ・サギは思います。もっとよい方法がありそうな場合は提案し、一緒に考えていけたらいいとは思いますが、馬鹿にする要素も馬鹿にする権利も、どこにもないはずです。

ネットで調べただけの情報ですが、アメリカでは、心の調子を整えるために気軽にカウンセリングを使うそうです。日本でいうと、整骨院とかマッサージとか、そういう感じに近いのかな?とウ・サギはイメージしています。

それに比べると、日本ではカウンセリングは「病んだ人が行くもの」といったイメージがあると感じるので、あなたの母はそういった風潮に影響されているのでしょうかね……。

自分の力だけで対処するのが大変な体の痛みがあったらマッサージを使うように、自分の力だけで対処するのが大変な心の痛みがあるならカウンセリングを使うのは、自然で健全な選択だとウ・サギは思います。

ちなみに、命に関わる危険があると判断されない限りは、カウンセリングを利用していることも、話した内容も周りにバレないはずなので、使いたいときは使って大丈夫とも伝えたいです。

update 2025/1/22
Q.生理が嫌すぎる。自分の体が受け入れられないです。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.生理が嫌すぎる。自分の体が受け入れられないです。ちょっとでも楽になる方法があれば、教えて下さい。

A.今の肉体は仮の容れ物であると捉え、いつかのタイミングで適切な容れ物へと移り変わる計画を支えにするとか・・・?というのが、とりあえず浮かびました。(ウ・サギは、仕事が嫌すぎるとき、辞める計画を支えにして耐えます)
実際に肉体が完全に移り変わるわけではないですが、生理をなくすということだけなら、男性ホルモン注射、性別適合手術で可能です。といっても、あなたの性別の望みがわからないので、そういうことじゃなかったらすみません。

いずれにせよ「自分の体」に「生理がある」ことが受け入れられないポイントかと感じたので、自分の体ではないという方向か、生理ではなく謎の出血や血涙なのだという方向に捉えられたら、ちょっとくらいは楽になる可能性があるのかなと思いました。

update 2025/1/16
Q.「戦争はだめ」という一方で、戦国時代や武将がかっこいい風潮があるのはなぜか?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.近代史の授業では「戦争はだめだよね」みたいな話を何度もするのに、戦国時代とか武将とかがかっこいいという風潮があるのはなぜなのでしょうか。どっちも悪くない人を無意味に殺しているという点では変わらないのに。昔も今も結局変わらないですね。

A.なかなか鋭い視点に頷いているウ・サギです。
ただ、近代の戦争のように安全な空から爆弾をおとして罪なき市民を殺す行為と、武士同士で殺すか殺されるかの戦いをするのとでは、多少違いはあるかもしれません。

人間の暴力性について、昔も今も結局変わっていないのは同意です。歴史から学ぶためには、暴力を「誰か悪い人がしたもの」みたいに外の問題として語るのではなく、「自分も起こしうるかもしれないもの」として、その本質やメカニズムに目を向ける必要があるとウ・サギは考えます。

「アウシュビッツ 子どもたち」という、そのことをよく表現してくれている、深くてわかりやすい詩があります。
生きづLABOの協力者のブログで全文が紹介されているので、ぜひ読んでみてほしいです。

update 2025/1/14
Q.やっぱり馬鹿な子ほど可愛い?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.やっぱり馬鹿な子ほど可愛い?

A.「可愛い=大人から子どもへの庇護欲求が強く出る」と定義して回答すると、馬鹿な子ほど可愛いと感じるかは人それぞれかと思いますが、傾向としては、自己主張できて感情表現が素直な子ほど可愛がられやすい部分があるように感じます。
(これも人それぞれではありますが)大人は意外とにぶくて、日常に追われている生き物でもあるので、目に見えづらいもの、分かりづらいものは見逃したりちょっとスルーしてしまう場合があるかもしれません。

ウ・サギはひねくれている子ほど可愛い派閥ですが、それはそれとして、みんなが必要な分だけ可愛がられたりケアされてほしいと切実に思います。
可愛がられるためのアプローチとしては、にぶそうな(?)大人相手なら感情を強めに出したり手紙でしっかり気持ちを伝えるとか、他に自分を可愛がってくれるタイプの大人を探すか、相談に乗ることを専門としている大人(身近であればスクールカウンセラー、匿名ならSNS相談など)に話を聞いてもらうとか、そんな手があるかなとは思いました。
理想をいえば一点集中ではなく、色んな人に色んな距離感で可愛がってもらえると気持ちが安定しそうですが、そんな機会が少ない世の中だとも感じるので、困りますね……。

update 2025/1/9