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Q.「戦争はだめ」という一方で、戦国時代や武将がかっこいい風潮があるのはなぜか?

この記事の担当 ウ・サギ

Q.近代史の授業では「戦争はだめだよね」みたいな話を何度もするのに、戦国時代とか武将とかがかっこいいという風潮があるのはなぜなのでしょうか。どっちも悪くない人を無意味に殺しているという点では変わらないのに。昔も今も結局変わらないですね。

A.なかなか鋭い視点に頷いているウ・サギです。
ただ、近代の戦争のように安全な空から爆弾をおとして罪なき市民を殺す行為と、武士同士で殺すか殺されるかの戦いをするのとでは、多少違いはあるかもしれません。

人間の暴力性について、昔も今も結局変わっていないのは同意です。歴史から学ぶためには、暴力を「誰か悪い人がしたもの」みたいに外の問題として語るのではなく、「自分も起こしうるかもしれないもの」として、その本質やメカニズムに目を向ける必要があるとウ・サギは考えます。

「アウシュビッツ 子どもたち」という、そのことをよく表現してくれている、深くてわかりやすい詩があります。
生きづLABOの協力者のブログで全文が紹介されているので、ぜひ読んでみてほしいです。

update 2025/1/14