PAGE
TOP
No.3

みき

理念
タフさ
フットワーク
温かさ
好奇心
タイプ
ちょっと生きづらい 現実知ってしまった
特長
自分が自分らしくいるために闘う、負けず嫌いのオトナ
メッセージ
大変なことが多い世の中だからこそ、自分は自分の味方でいたいと思うの。ちょっとぐらい自分に都合よく生きたっていいじゃん!
生息地
田舎生まれ田舎育ち田舎暮らし。360度山だと落ち着く。
食性
好き嫌いはない。美味しいごはんと美味しいお酒が大好き。
習性
脳内会議が始まると忙しい。が、人にはあまり伝わらない。
天敵
虫。田舎暮らしでも虫は嫌い。

タイプ詳細

ちょっと生きづらい
田舎の本家に待望の初孫として生まれ、小さい頃は周りから厳しく育てられました。
小学校の頃の通知表のコメントでは必ず「感受性の豊かな子」と書かれるほど、周りから向けられる言葉、感情に敏感でした。今思うと、厳しく育てられたことで、望まれている言動を選ばなくてはならないと、自分に向けられる言葉や感情を細かくキャッチするようになっていたのだと思います。

中学生の頃に、小さい頃は得意だった「周りの顔色をうかがうこと」が段々と苦しくなり、「どんなときも自分らしくいたい」と思うようになりました。

高校は、自分らしく過ごすために、校則が緩い学校に進学しました。校則が緩い分、勉強はきちんとして、所謂「良い大学」に進学することを求められるようになりました。最初は、「好きなことをするための代償」と思っていましたが、だんだんと「なぜ周りの求めるものに応えなければならないのか」、「好きなことをしているだけなのに代償が必要なのか」と疑問を持つようになりました。「自分らしさ」は、外見も内面も自分らしくあること、自分らしくあることを尊重されることなのだと、考えるようになりました。
大学は、周りの反対を押し切って、行きたい学校に進学しました。

年齢を重ねるにつれて、どんどん(現在進行形で)周りから求められることに応えること、世間に適応することを難しく感じています。
現実知ってしまった
大学を卒業してすぐの就職先は、周りから「良い就職先」と言われるところでした。周りが言う「良い就職先」というのが実際どのようなものなのか、自分の目で確かめたい気持ちがあり、その就職先を決めました。

その就職先では、様々なマイノリティの方や支援を必要としている方に出会い、今の日本では、全てのマイノリティの方、支援を必要としている方をサポートすることは難しいのだという現実を知りました。そして、その現実を、支援する側も支援を求めている側も「仕方のないこと」として、受け止めている方、諦めている方が多いことを知りました。
それで本当によいのか。本当に仕方のないことなのか。自問自答を続けた結果、「良いわけがない」に辿り着き、退職を決めました。

「諦めたくない」、「現実に屈したくない」、私の中で眠っていた「負けず嫌い魂」がメラメラし始めました。

今何をしているか

色々な生きづらさを感じている人のお話を聞いたり、一緒に活動したりしています。組織に属するよりは、今は自分にできることを探しながら色々やってみたいと思っているので、意識的にゆるーく(笑)活動しています。
気を抜くと「負けず嫌い魂」がメラメラし出して、人生ハードモードを選んでしまうので、「意識的にゆるーく」を、意識しています(笑)

究めたいと思えることができたら、一つのことに絞って挑戦していくのも良いかな…と思いますが、色々なことができる自分でいたい気持ちもあります。

わたしのオトナストーリー

小さい頃から何かと戦い続け、「負けたくない」と思い続けてきました。時には負けを感じることもありましたが、脳内会議を重ね勝利にも敗北にも自分が納得できる理由と結論を付けて、「絶対にここで屈しない」、「何としてでも前に進んでやる」と思い続けてきたと思います。

「周りの顔色をうかがうこと」は苦しかったですが、「負けず嫌いであること」、「自分らしい自分でいたいと思うこと」に苦しさを感じることは無かったように思います。そして、「自分らしい自分でいたい」と思っていたことが、いつしか、「どんな人にも自分らしくいてほしい」と思うようになり、そのためにできること、変わっていく必要があることを考えるオトナになりました。
私がオトナになることは、小さい頃から決まっていたことなのかもしれないな…と思います。(逆にいえば大人にはなりきれていないかもしれません。笑)

自分が自分らしくいられなくなるとき、誰かが自分らしくいられなくなるとき、そんな時こそ「負けず嫌い魂」を発揮して、納得できないことは主張し、自分と周りの誰かの為に勝利を掴み続ける自分でありたいと思います。

オトナとして大切にしていること

「大人」にはなりきれないけれど、「オトナ」にはなれた! そんな都合の良い解釈で、「私って頑張ってきたよね」と思っても、良いと思います。
(自分にとってのオトナ=ありのままの自分らしさを勝ち取るために、今の社会に向き合い、考え続ける人)

失敗することも、立ち止まることも正直ありますが、どんなときでも自分が自分の味方であることを大切にしています。
自分のことを大切にできないとき、他の誰かのことを本当に大切にすることもできないのではないかな…と思います。だからまずは、大変なことが多い世の中で生きている自分を、できる限り大切にしてほしいです。

「大変なことが多い世の中を私が変えてやる!」なんて、そんなことはできないし、なんだかおこがましい気もします。だから「できないこともある自分でいい!」と自信を持つこと、「ひとりじゃできないけど、助けてくれる人がいる!」と思えることも、大切にしています。頑張ることはとても素敵なことですが、無理をせず、休み休みもとても素敵です。私はこれからも、緩さを持った「オトナ」でありたいです。