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Q.働かないことが今できる唯一の自己表現かもしれない。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.病院で就労支援の制度を教えてもらった時に何だかモヤモヤしてしまって、理由を考えてみたところ、自分にとって働かないことが今できる唯一の自己表現なのかもしれないなって思いました。こんな風に思っていても生きていけますか…?

A.働かない自己表現、いいですね!
そもとも、「働くとは何か?」という問いを考えずに働くべき、働くのがいいというのは危険なことです。
自己表現した後、次に何が見えてくるのかぜひ、教えてもらいたいです。

update 2024/10/2
Q.ひとのこころがよくわからない私でも相談員になれますか?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.私も相談員になりたいです。
でも私は、ひとのこころがよくわかりません。
こんな人間でも、なれますか?

A.誰にでもこころはあるので、自分のこころのことを深く知っていけば、ひとのこころについて一緒に考えることもできる気がウ・サギはします。
最近読んだ何かに「コミュニケーションの基本は自分を知ること。自分を知ってないとコミュニケーションは始まらない」みたいなことが書いてあったのですが、自分的には納得度が高かったです。
だからひとのこころをわかりたいなら、自分のこころをわかるために、いろんなものに触れたりいろんな人と対話をしてみるのをおすすめしたいです。
この前似たような質問にカエルさんが答えていたので、よかったらこちらもご覧ください。

update 2024/10/2
Q.障害が社会のあり方の問題ならば、なぜサポートを受けるのに障害者手帳が必要なのか
この記事の担当 生きかたカエル

Q障害が社会のあり方の問題ならば、なぜサポートを受けるのに障害者手帳が必要なのでしょうか。
困りやすい人を見つけるより、今困っている人を見つけて話を聞いた方が、助けてもらう方も嬉しいと思います。

A.なかなか興味深い質問です。
福祉制度の多くは税金を使って支援をするために、その制度を使うのは誰なのか「対象」を限定して、適切に税金を使うための基準が必要になります。障がい福祉の場合は、その基準を満たしましたというパスポート的なものが手帳ということになります。
だから、手帳は「困ったときに支援を受けられますよ」という準備済みの証明みたいなものだと思います。必要な時に使うとよいかと思いますし、必要ないのなら返納もできます。
確かに困っている人を見つけて話をきく方法もあるかと思いますが、困っているというのに気づかない場合もたくさんあります。また、福祉制度はすぐに使えないこともあって、予めすぐに使える準備として手帳のようなパスポートが必要な側面もあるのですよね。
まぁ、使いにくいことや手帳を持つことへの差別みたいなものもあるので、単純ではないと思いますが、使えるものは便利につかうというのがよいかとカエルは思っています。

update 2024/9/26
Q.生活していく上でやらなきゃいけないことに苦痛を感じます。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.生きるのが難しいです。生活していく上でやらなきゃいけないことに苦痛を感じます。ゴミ捨てとか風呂とか電車に乗るとか。今は休むことが必要だって言ってもらうことが良くあります。でももう10年以上休んでいるような状態です。そんなのおかしいですよね。

A.ゴミ捨てとか風呂とか電車に乗るとかは、ウ・サギも結構苦手です。
人が何にエネルギーを必要とするかは人それぞれですし、一般的には簡単といわれるものでも、誰かにとってはとても苦痛があるというのはあり得る話だと思います。だから苦痛なことをやろうと頑張るよりも、なるべく苦痛なものを避けた生活を可能にする方に頑張ってみるのはできないだろうか…?と、ウ・サギは提案してみたいです。
例えば、出勤などで人に会う必要のない生活をしていれば、お風呂はあまり入らなくてもいいですし、ゴミ捨てはそれに苦痛がない人に任せて、電車も乗らない生活、なんかできないですかね・・・。
誰かにとっての苦痛が、誰かにとっては何の苦痛もないものだとしたら、各々が苦痛なものを避けられるように分担できる世の中であったらいいのにと思います。

update 2024/9/26
Q.天敵と対峙することを避けられない時、どうしていますか。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.どうしても苦手だけど、どうしても避けられないものがあります。毎日それに怯えて不安に振り回されて生活するのに疲れました。私が心穏やかに暮らせる方法はないのでしょうか。
皆さんは、天敵と対峙することを避けられない時、どうしていますか。

A.天敵・・・避けられないもので考えると、ウ・サギにとってはカマドウマかもしれません(虫は基本的に平気なのですが、こいつだけは苦手…)。
周りに助けを求められるときはそれで対処できますが、自分だけでいるときは、見えないところまで逃げて「見えないものは存在しない」と暗示をかけてゲームなどに逃避します。
本当に、不安というものとの付き合いは悩ましいものだとウ・サギは思います。意識がそれに支配されることを変えるには、理論上は他にもっと集中できるものを見つけることかなとは思うのですが、頭でわかってもできるかというとまた別問題ですし…。本当にどうしようもなさそうなら、他のいろいろなものを犠牲にしても、天敵が存在しない場所に行く選択を考えていいかもしれないとちょっと思いました。

~生きかたカエルから~
天敵の実態よりも、存在そのものに影響を受けているようにお見受けします。存在そのものに脳が支配されているのかもしれません。
それだけ不安になるということは、それなり理由があると思いますので、その理由を根本から一度整理してみることが何かヒントになるかもしれません。人間の脳はよくわからないことに強い不安を覚えるようにできていると聞いています。対象そのものより、対象に含まれる何らかの要素やあなたの過去の経験(ひょっとしたら覚えていないことを含めて)が何か影響をしていることもありそうです。考えることすら嫌かもしれませんが、少し距離をおいたところから存在にアプローチするという方法を考えてみました。


update 2024/9/26
Q.休みの日の無気力はどう解決すればいいですか?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.休みの日の無気力はどう解決すればいいですか?テスト前や提出物があるときでも勉強しようと思えず、そもそも起き上がって何かしようと思えなくなってしまいました。テストで何点とるという目標はあってもどんどん勉強できなくなってきていると感じています

A.経験的に、無気力は「これ以上頑張ったら、自分の心身がピンチだよ」というサインであることが多いと感じています。だからウ・サギとしては、無気力は無気力のままに任せておくことをおすすめしたいです。
学校におけるテストや提出物は、広い世界で考えると「どちらかというとどうでもいいこと」に該当するとウ・サギは考えます(テストがない国もありますし、日本でも学校のお勉強を頑張らなくても生きてる大人はたくさんいます)。大人になると資格をとりたい場合テストを頑張ったりとか、事務的に大切な書類なども出てくるので、学校でそれの練習をするという考えもありますが、そういった本番まで体力を温存する方が、本当に頑張りたいときに頑張れるとウ・サギは思います。


update 2024/9/20
Q.将来インターネット相談の受け手をやりたいです
この記事の担当 生きかたカエル

Q.私も将来、インターネット相談の受け手をやりたいです。
人を慰めたりすること、人が何を、どんな言葉を望んでいるのかよくわからない、こんな人間でもなれますか?

A.なるほど
カエル的には、相談は相手の望んでいる言葉を伝えることではないと考えています。相談は、相手が何を望んでいるのか、気づいたり、考えたりする「ささやかなお手伝い」をするものです。もし相談が救ってくれたと感じていたとしても、それは相談の力を借りて、本人が自分を救ったのです。
誰かが誰かを助けたり、救ったりすることはできません。(だから、誰かを助けたいといった自分の欲求や希望で相談をやるのは、あまり健全ではないとカエルは考えます)

「人の望んでいることがわからない」ことは、逆に相談には有利になるかもしれません。なぜなら、わからないことを相手に聞いて、一緒に考えることができるからです。
自分は「わかる」と思ってしまうのは、恐ろしいです…

update 2024/9/19
Q.大人は「フツウにしなさい」というけれど、フツウってなんですか?
この記事の担当 生きかたカエル

Q.大人って、いっつも「フツウにしなさい」っていいます。
聞くけど、フツウってなんですか?
誰が決めたものですか。
答えられますか。
こんな質問をするのは私が傲慢だからでしょうか。

A.実にいい質問です!
こんな質問をするのはあなたが賢くて、本質をちゃんと考えられるからだとカエルは思います。
「フツウ」は「シコウテイシ」の主な症状ですが、「シコウテイシ」に陥っている本人に自覚がないのが特徴です。残念ながら、人間界の大人の間で「シコウテイシ」はかなり蔓延していると思われます。

update 2024/9/19
Q.学校にもう行きたくないが親に理解してもらえない。説得の仕方を教えてほしい。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.学校を休みたいのですが親に行かせられます。学校がとても辛く、もう行きたくないのですが理解してくれません。親の説得の仕方を教えてください。また、保健室では行けそうなので保健室登校も考えています。その場合の親の説得も教えてください。

A.親の攻略法は、どんな親なのかの情報がないと一概には言えないですが、いくつかパターンを考えてみました。
①(親が権威に弱い場合)親が納得するような相手を味方につけて、説得してもらう もしくは偉い人の書いていること、言っていることを引用する
②(親が感情に弱い場合)涙ながらに訴える 言うのでは効き目がなさそうなら、気持ちを伝える手紙を書く
③(少しは話が通じそうな親なら)生きづLABOのどうして学校に行かないの?を紹介する
④(もう少し攻略法を見出すために)「どうして、そんなに学校にいってほしいのですか?」と親の心情をリサーチして、再度検討する
など、ありますが、カエルとしてはどんな策を使ってでも、行きたくない学校には行かないことをおススメしたいです。親以外の大人の味方をみつけたいですね。

update 2024/9/19
Q.心の体力で「その日暮らし」を抜け出すにはどんなことが必要か?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.「Q.「自分には価値が無い」と考えると安心する自分に戸惑っている」の回答を見ました。心の体力に「その日暮らしの感覚」という表現をされているのが印象的でした。心の体力で「その日暮らし」を抜け出すにはどんなことが必要になるでしょうか。。

A.段階としては、
①今すぐにでも死にたい。自分を破滅に導くための行動をしてしまう。(時間や感情の連続性が希薄)
②「今日は」死なないけど、明日からはいつでも死んで大丈夫という心構えでいる(将来に絶望感・閉塞感がある。人とのつながりがない、または表面的にあっても心の支えではない)
③すぐ死ぬつもりはないが、数年後まで生きる見通しはもっていない(将来に明るいイメージはない。人とのつながりは一定程度あるが、生きていく理由までにはならない)
④死ぬことは考えておらず、なんとなくこれからも生きていくつもりでいる(今現在いる場所に、衣食住的にも人間関係的にも、それなりにしっくりきている)
みたいなイメージがあります。

その日暮らしを抜け出すためには、衣食住の安定と人とのつながりの両輪がそろっていくことかなと思っています。人とのつながりは、大切な友達や家族がいます!というニュアンスよりは、自分なりに欲しい人間関係をつくれているか・自分を苦しめる人間関係から逃げられているか、というニュアンスで考えています。

ちなみにウ・サギは④までを目指すつもりはなく、②と③の中間くらいでのらりくらりやっていこうと腹を括っています。

update 2024/9/18